Would you like to see this page in English? Click here.


または
1-Clickで注文する場合は、サインインをしてください。
または
Amazonプライム会員に適用。注文手続きの際にお申し込みください。詳細はこちら
こちらからも買えますよ
この商品をお持ちですか? マーケットプレイスに出品する
君は隅田川に消えたのか -藤牧義夫と版画の虚実
 
 

君は隅田川に消えたのか -藤牧義夫と版画の虚実 [単行本]

駒村 吉重
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,415 通常配送無料 詳細
o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o
在庫あり。 在庫状況について
この商品は、Amazon.co.jp が販売、発送します。 ギフトラッピングを利用できます。
2012/5/28 月曜日 にお届けします! 「お急ぎ便」オプション(有料)を選択して注文を確定された関東エリアへの配達のご注文が対象です。詳しくはこちら

キャンペーンおよび追加情報


よく一緒に購入されている商品

この本と藤牧義夫―生誕100年 ¥ 2,100 をあわせて買う

君は隅田川に消えたのか -藤牧義夫と版画の虚実 + 藤牧義夫―生誕100年
合計価格: ¥ 4,515

在庫状況の表示

  • 対象商品: 君は隅田川に消えたのか -藤牧義夫と版画の虚実

    在庫あり。 在庫状況について
    この商品は、Amazon.co.jp が販売、発送します。
    通常配送無料(一部の商品・注文方法等を除く) 詳細

  • 藤牧義夫―生誕100年

    在庫あり。 在庫状況について
    この商品は、Amazon.co.jp が販売、発送します。
    通常配送無料(一部の商品・注文方法等を除く) 詳細



商品の説明

内容説明

彼は生きているのか死んだのか?
ミステリーとしても堪能できる美術界を揺るがす謎!

『芸術新潮』1月号でも注目される藤牧義夫
1935(昭和10)年、将来を嘱望された版画家・藤牧義夫が、隅田川河畔の下宿から忽然と消えた。その後、消息は今となっても杳として知れない。
しかし、藤牧の画業は昭和50年代から高い評価をうけ、現在、主要作品が国立近代美術館、東京都現代美術館などに収蔵されている。
そんな藤牧だが、現存する作品に多くの謎が含まれているという。戦後彼の作品を世に紹介したのは、藤牧の先輩にあたり版画家・版画史家として高名だった小野忠重で、彼の活動には大いなる疑問があると、故人となった美術評論家の洲之内徹や長年の追跡調査を行なった画廊主・大谷芳久は指摘する。
今年生誕百年を迎え、回顧展が予定されている。版画に人々が注目しだした昭和前期という時代と、現在、美術界を揺るがす謎を追う長編ノンフィクション。図版多数掲載

内容(「BOOK」データベースより)

美術評論家・洲之内徹が絶賛した藤牧義夫。その消息はいまも不明で、作品にはさらに大きな謎が残る。藤牧生誕百年、絵巻と版画に秘められた怪事を追う。

登録情報

  • 単行本: 356ページ
  • 出版社: 講談社 (2011/5/13)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062168782
  • ISBN-13: 978-4062168786
  • 発売日: 2011/5/13
  • 商品の寸法: 19 x 12.4 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 90,847位 (本のベストセラーを見る)
  •  カタログ情報、または画像について報告

  • 目次を見る

この本のなか見!検索より (詳細はこちら
この本のサンプルページを閲覧する
おもて表紙 | 著作権 | 目次 | 抜粋 | 裏表紙
この本の中身を閲覧する:

この商品を見た後に買っているのは?


類似した商品から提示されたタグ

 (詳細)
関連タグ(この商品に近い関連キーワード)を追加する++最初のタグになります
 
(1)

 

カスタマーレビュー

最も参考になったカスタマーレビュー
12 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
著者の本は前3作とも読んだが、今作は何か新たな次元へと踏み出した感のある力作である。
著者が追いかけるテーマのユニークさにいつも感心させられるのだが、
「君は隅田川に消えたのか」は、昭和の初期に24歳で突如姿を消した
版画家藤牧義雄を取り巻く謎に迫るノンフィクションミステリーである。
本作を読むまでは、日本の近代美術史にも版画にもまったく知識がなく、
まして藤牧義雄という名前も聞いたことがなかったのだが、
そんな門外漢にさえ、読後に版画の世界や藤牧作品に興味を向けさせるあたりは、
著者の力量に素直に脱帽するしかない。

若くして不遇な人生を辿ったとされる藤牧義雄と、
版画界の重鎮となって勲章まで授与されるまでに登り詰めた小野忠重が織りなす錯綜した人間史は、
天才モーツアルトとその「死」に関わったとして疑惑を向けられたサリエリの物語にオーバーラップする。
まさに「日本版アマデウス」というにふさわしいかもしれない。
モーツアルトも藤牧義雄も「父」という存在に大きな影響を受け続けた無邪気な天才であったようだが、
その人生はどちらも不遇だったとされている。

著者は、デジャヴのように藤牧作品の「赤陽」に遭遇し、そこからかんらん舎の大谷芳久のところへ辿り着くのだが、
大谷が追ってきた藤牧作品の謎に魅入られるあたりから、著者(駒村)自身も、この物語の登場人物に加わってしまう。
その著者の微妙な立ち位置が読者に奇妙な臨場感を提供し、まるでデッサンのように物語の輪郭をくっきりと描写して見せる。
駒村吉重という作家は、前3作もそうだが、不思議な描写力を持っている。
「煙る鯨影」では鯨捕りの男たちの潮混じりの汗臭さとその胸の鼓動を「文字」の持つ限界を超えて伝えきっている。
そういう五感に届く描写力で、今回は「版画」という世界へ読者を誘い込んだのだ。

版画の世界は、印刷と同じで色によって分版されることが多いらしい。
つまり、数版を重ね合わせて初めて「絵」が出来上がる世界である。
さらに言うなら「鏡絵」の世界でもある。版の中は「あべこべ」の世界なのだ。
著者は、思想や宗教が交差する時代背景を写し取りながら、断片的に散らばっている数々の事実を丁寧に掘り起こし、
まるで「版画」のように重ね合わせて行くことで、藤牧義雄にまつわる謎を浮き彫りにしていく。
しかし、その重ね合わせの実像が、小野忠重が創り上げた虚構を暴き出していくことになるのである。
謎の本体が小野忠重の心の内に秘められていることは、読み進むうちにすぐに気づくことになるが、
著者はそこへは敢えて踏み込まず、終始藤牧像を彫り続けることに読者を誘導する。
そして、最後には著者自身がさらりと身をかわして、読者を隅田川に置き去りにしたまま物語に余白を残すのだ。
この「答え」を求めない潔さは、前3作から一貫している著者の姿勢でもある。
しかしこの余白にこそ著者が追い続けるテーマがあるのかもしれない。と、そんな気にさせる。

じっくりと腰を据えて読む、珠玉の一冊であることは間違いない。
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
昭和初期の東京風景を版画や絵巻に残した藤牧義夫。
その謎の失踪と、その後に続く「藤牧版画の改竄問題」を
テーマにしたノンフィクションです。

著者の人柄なのか、文体はおしつけがましくなく
藤牧義夫への素直な愛情を感じます。

ただ、先行する大谷芳久氏の『藤牧義夫 真偽』(学藝書院)を
興奮して読んだ一人として、読後感は物足りなかった。

『藤牧義夫 真偽』は、版元に連絡しないと買えません。
買いやすいかたちで、”藤牧問題”を世に問うことは大事ですし、
その意味で、この本の出版はうれしいです。

そのうえでわがままを書くならば
大谷説への反論が読みたかった!

藤牧版画の改竄に関与していると思われる高名な某版画家の、その遺族。
その遺族が出した画集『藤牧義夫』に解説を寄せた、某美術館の某氏。
彼らはこの問題に、どう向き合い、考えているのか。

”贋作暴き”は、著者の本心ではないのでしょう。
ただ、藤牧義夫のノンフィクションを謳う以上、そこは読みたかった。

今年は藤牧義夫の回顧展が予定され
大谷氏の問題提起に対して、なんらかの答えが出るはずです。
それを見ないかぎり、著者としては、何も書けなかったのかもしれません。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
本書は何らかの賞を受けるのだろうか。大変、興味深く、面白かった。
タイトルや冒頭は、いかにもノンフィクションミステリー。雨の日に忽然と姿を消したなんて表現があって、ドキドキしながら、読みすすめた。結論はあと一歩のところで語られない。読み手は、もう一言が欲しくなる。失踪ではない。自死でもない。じゃあ、それはもう・・・。そこまで追いつめて、最後の一言は述べない。その代わりに、筆者は「おーい、藤牧義夫よ、きみはどこへ行ったんだい」という言葉でしめる。ゾクッとするラストだ。でも、推測でもいい、やっぱり藤牧義夫の死の訳を知りたかった。
このレビューは参考になりましたか?
カスタマーレビューの検索
この商品のカスタマーレビューだけを検索する

クチコミ

クチコミは、商品やカテゴリー、トピックについて他のお客様と語り合う場です。お買いものに役立つ情報交換ができます。
この商品のクチコミ一覧
内容・タイトル 返答 最新の投稿
まだクチコミはありません

複数のお客様との意見交換を通じて、お買い物にお役立てください。
新しいクチコミを作成する
タイトル:
最初の投稿:
サインインが必要です
 

クチコミを検索
すべてのクチコミを検索
   


リストマニア


関連商品を探す


同じキーワードの商品を探す







この本は、それぞれの上記のテーマに含まれています。

フィードバック


Amazon.co.jpのプライバシー ステートメント Amazon.co.jpの発送情報 Amazon.co.jpでの返品と交換