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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
碓氷優佳、ふたたび,
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レビュー対象商品: 君の望む死に方 (ノン・ノベル) (新書)
『扉は閉ざされたまま』の続編で、事件が「起きるまで」を描いた倒叙ミステリ。余命6ヶ月の会社社長が、自分に恨みを抱く男に自分のことを殺させようと お膳立てするも、『扉は閉ざされたまま』に登場した常人離れした洞察力を 持つ碓氷優佳によって、ことごとく妨害されてしまうという、もはやギャグと しかいいようがない荒唐無稽なシチュエーション設定が笑わせてくれます。 とはいえ、本作を、リアリズムに照らして読んだところでナンセンスでしょう。 本作では、被害者になるべく、犯人候補を誘導しようとする、いわば“真犯人” と、“探偵役”である優佳の二人が、〈場〉の支配をめぐって駆け引きをすると いう《操り》対決を繰り広げているのですが、その対決の果てに、“真犯人”が 見い出す「答え」こそが眼目です。 “会社”という組織に囚われ、骨がらみになってしまった男が 到達する身勝手で歪んだ論理は忘れがたい印象を残します。
5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
共感、はあまりできませんでした。,
By こめぬか (よこすか) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 君の望む死に方 (ノン・ノベル) (新書)
前作(探偵役が同じなのでシリーズものだと思いますが)の「扉は閉ざされたまま」と比べると、「読ませる感」とか「ぐいぐい読める感」というものがあまりありませんでしたがそれなりに面白かったと思います。ただ探偵役のキャラクターに「こんな人、実際にいたら嫌かも…」と思ってしまったのは自分だけでしょうか;確かに悧巧で論理的なのはいいことなのですが、ちょっと利己主義といいますか自分の意志で動きすぎな気がします。いまどきの言葉でいうと「空気が読めない?読まない?」とでもいうのでしょうか。ちょっと、現実味がありませんでした。 「誰に共感したか」ということを著者の言葉で述べてますが、強いて云うなら「殺されてあげよう」と思った彼です。「殺そう」と思った人・それを止めようとした人には共感を感じませんでした。 やっぱり「最後はどうなるのだろう?」という気持ちにはさせられました。 そこは作者さんの技量なのでしょうね。
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
ドラマというよりも、推理を楽しもう♪,
By
レビュー対象商品: 君の望む死に方 (ノン・ノベル) (新書)
『扉は開かれたまま』に続く小説。探偵役が同じというのも、 この作家にしては、珍しいパターンみたい。 ある優良中小企業会社社長が末期ガンと診断される。 彼は死ぬ前に遣り残したことがある。 彼に恨みを持つ男の復讐を遂げさせること、 つまり、自分を殺させること、 しかも、完全犯罪によって。 殺す男と、 殺される男。 会社の保養所における小さな研修会。 限られた人間だけの集まり。 最後のチャンス。 お互いが、完全犯罪のための準備をはじめる。 しかしそこには、 驚くべき観察眼と推理力、洞察力を持った探偵役の女がいた。 彼女により、 次々と完全犯罪の準備が壊されていく。 彼女は何が起こるのか、感づいているのだろうか? さまざまな思惑が交錯するなか、 研修会は進んでいく・・・。 状況設定や、 ドラマなど、 なかなかこっていて、おもしろい。 気になるところといえば、 お互いの動機が、 いまいち、説得力がないかな、 ということと、 探偵役が鋭すぎる! ていうところかな。 予断ですが、 前作同様、 wowowのドラマがあります。 これから、観よっかな。
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