1巻だけためしに読んでみようと思った。爽子がかわいくて健気で、風早君が素敵で、矢野さんや吉田さんが素敵過ぎて、読んでいて涙が止まらなかった。誰かの役に立ちたい、自分にできることを精一杯やってみたい。愛情いっぱいに一生懸命に生きている主人公が愛しい。現実にはこんなにうまくことは運ばないよ、そんな声も聞こえてくるかもしれないけど。でも、そんなふうにクールに切り捨ててしまえない。みんながこんな風に、あったかい気持ちで人を見つめたり、受け止めたりしてくれたらいいな。そうだったらいいな、そうならいいな、願いをこめて、想いをこめて、読んでいる。泣きながら、でも、なんだか幸せな気分になれる。素敵な本。気づいたら、一気に4巻目まで読んでしまっていた。