気づけば、自分の周りの妙齢男子がこの作品をカジっています。
映画館は行きづらくても、レンタルか地上波ではぜひ見たいという声が多々。
なぜだろ〜と気にかけつつ本作の視聴を重ねると、おお、ナルホド!
映画のキミトドは「風早のじれったい恋バナ」としても充分たのしめる。。。
いいえむしろ、爽子が「憧れ→好き」へと自覚するずっとずっと前から、
風早の方が「イイ子だな的好感→好き」へと墜ちていたのですね。
一応、強烈な自覚として体育館連れだしシーンが挙げられますが、巻き戻すと風早、
席替えの時からかなり健気にアクション起こしてる(笑)。
いやいや肝試しの時から、ううん自転車置き場で手助けした時から、
彼はずっと爽子に気持ちを持ってかれているのが実によく表現されています。
そうしたさりげないしかけが、
妙齢男子たちの「懐かしくほろ苦い想い出回帰」として注目されたのでしょうね。
実際は誤差程度なのでしょうが、ブルレイの方が、風早の表情が読み取りやすい気がします。
もともと三浦春馬君の表情バリエーションはスバラシイですから、
爽子と対面した時の「瞳の奥底から沸き上がるような輝き」や、
動揺した時の「細やかなまばたき、呑み込まれそうなほどに深い闇」などとにかく豊かで、
おっとりした多部さんの演技と寄り添うと、緩急が生まれてよりドラマティックに映えます。
女子でも充分、風早に同化できるかと。
すると「ああ男の子も、こんな風に淡い恋をするんだなあ」と新鮮であると同時に、
「あそこまで分かりやすいラブ光線に、なぜ爽子は気づかない?どれだけ鈍感???」と
黒沼爽子のキャラクターに深みが増すかも(笑)。