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「雪」は傍観者から始まり「同居人」になっていく。その一方「僕」は静けさの狂気に揺り動かされていく。
特殊な世界の中で過ごす日常がすごく平凡で、それでもやっぱり特異な世界そのもので。
救いようのない絶望がありながらも、「瓦礫の中輝く朝露のように」希望の明かりが灯ってゆくんです。
「ぼくらの勇気 未満都市」を思い出させる、心に響く作品でした。
本を開いていくと、片方のページには通常の文庫本の1ページと同程度の文字数が収められ、片方のページには高野先生の美麗なイラストが載せられている。
それが毎ページ毎ページ繰り返されて物語を紡いでいきます。
話は悪くないし、イラストも美麗。
なので、後はファン次第ですね。
この内容で『高い!』と感じる方にはおすすめできませんし、『安い!』と感じる方にはかなりオススメの一冊です。
ちなみに僕は、『キツイかなぁ……』と感じました。
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