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29 人中、29人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
選択肢に入れてください,
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レビュー対象商品: 君と一緒に生きよう (単行本)
愛犬のシーズーを16歳で亡くしたあとの喪失感から、もう二度と犬は飼わないと決意した森さん。しかし元来の犬好きの心が動き出し、再び犬と暮らしたいと考え始めたときに心に浮かんだのが知人の言葉。「もしもいつか犬を飼うなら行き場のない犬の里親になって」。インターネットでさまざまな保護活動に触れていき、そこから生まれた人と犬との新たな出会いを取材していった。どの犬たちも、もしも現在の飼い主に出会わなければ、たぶんもうこの世にいない運命を背負わされた犬たちばかりだ。身勝手な理由で犬を捨てる人がいる一方で、病気であろうと子連れであろうと、必死で命を救おうとしている人がいる。 森さんは本書の最後で、保健所の殺処分に立会い、その一部始終を自分の目で見た。たいした罪悪感も持たずに気軽に命を捨てる人にこそ立ち会って欲しいと思うのは私だけだろうか?しかし実際はその悲惨な最期を知っている人が懸命に保護活動をしているという皮肉な現実がある。 本書を通して、ペットショップやブリーダーから犬を買うという選択肢のほかに、「行き場のない犬を救う」という選択肢をひとりでも多くの人が持ってくれることを願わずにいられない。そして当たり前のことだが、縁があって出会った命を最後まで看取ること。全ての飼い主がそうしたならば、行き場のない犬なんてこの世からいなくなるはずなのだ。森さんは一目ぼれをした犬を二匹新たな家族に迎え入れ、幸せな犬生活を送っています。
10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
命の重さとは!?,
By しろくま "しろちゃん" (茨城県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 君と一緒に生きよう (単行本)
ノンフィクション作品です。犬と人との厳しい現実を描いた一冊。犬の里親制度、それを支援するボランティアの存在、生まれつきの病気で介護が必要な犬、ホームレスに飼われる犬、ブリーダー制度の崩壊、救われる事のない命を著者が実際に取材した一冊。新聞掲載作品です。 ☆ ネットで著者の新作と思って購入したら題名だけで購入してしまったのでノンフィクションでびっくりした。だが、読んで良かったと思えた一冊だった。「命を大切に!!」という言葉をよく耳にするが…。だが、我々がその言葉をあまりにも安易に使っているんだと思った。人間の自己都合で飼われ捨てられるペット達。飼い主の環境の変化等もあるのかもしれないが、ペットと言えども一つの命。最後まで責任を持つべき事だ。そして、更に驚かせられたのがブリーダーの存在。繁殖のためだけに飼われ最後にはボロボロの姿の犬達が…、衝撃的だった!!心ある方により救われる命がある反面で…。救われる事がない動物達がいることを決して忘れてはいけない…。
22 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
たくさんの人に読んでほしい,
By 小太郎 (横浜市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 君と一緒に生きよう (単行本)
この本で、森絵都さんは、わたしたちと同じ高さの視線で、驚いたり、心を痛めたりしながら、痛ましい現実からも目をそらさずに、犬たちと人々の話を描いています。自然に読む人の心に入っていって、何かのきっかけをつくることができる…そんな力をもつ稀有な1冊だと思います。犬を買うのにペットショップやブリーダーのネット検索・動画で選ぶ時代。でもその前に里親探しサイトものぞいてみてほしい。犬を飼おうとしている人にそう言いたくても、なんとなく押しつけがましくて言いにくかったりします。でも、そのようなきっかけになりうる本じゃないかなと思います。だからこそ、多くの人に手にとってもらえたらと、読みながら思いました。
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