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お話は、不思議な雰囲気です。最初これは現代社会を痛烈に皮肉った物語なのかと思いながら読み進めていったのですが、途中から孤独な少年の心象風景を表わしているのかとも思えたり・・。ラストはとんでもない悲劇に感じられ、涙してしまいました。
月の光のように淡い、静かな余韻がひたひたと胸に満ちます。冒頭と最後に出てくる男性と少年の関係も、一種のなぞ解きのように感じられます。
でもこれは百人いたら百通りの解釈が出来るお話なのだと思います。また、読み返すたびに違ったふうに読めるかもしれません。
決まった答えなど、無い。一人一人が違ったお話をそれぞれに紡いでゆく、まさに大人のための絵本です。
ほんわかした気分になりたいとき、せつなさを感じたいとき、
この本を読んでください。
たくさんの人に読まれるべき作品だと思います。
最初と最後に想像力が高まるページがありました。... 続きを読む
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