前作「好きこそ恋の絶対」の待望の続編。
年下攻。
厳しすぎる態度と際立った容姿で刑事達から煙たがられている横浜地検のエリート検事・高城。馬鹿正直で明るくて優しくて誰からも好かれる刑事・諏訪内。諏訪内の一途な思いが高城に届き、晴れて恋人同士になった一見凸凹カップルのその後のストーリーです。
この続編「君こそ恋の絶対」では、クールな高城の完璧なエリート検事という一面だけではなく、年上の男としての余裕や包容力、一方で愛する諏訪内を臆面もなく求める大胆さや、素顔になるとバリバリの関西弁になるという意外性なども前作よりてんこ盛りに描かれて、一作目に比較するとより人間らしい魅力的なキャラとして描かれていると思います。
また諏訪内は、恋人になったとはいえ、会えば会うほど、見れば見るほど高城をほれなおし、「どうしてこんな素敵な人が自分とつきあってくれるんだろう」「こんなにこの人を好きになってしまってどうしたらいいんだろう」と美形の恋人を持つ人間ならではの悩みを抱くごくごく普通のキャラという点で相変わらずのほのぼの系です。
検事と刑事というハードな時間を縫うように、そんな甘い恋人生活を満喫する二人の前に、ある事件をきっかけに高城の双子の弟が登場。兄の爆弾宣言で同性の恋人である諏訪内の存在を知った弟は…?
クールビューティな飼い主と、そんな飼い主が大好きな人懐こい大型犬という表現が頭に浮かぶようなそんな二人。
高城は諏訪内より4歳年上。受とはいえ、しっかり主導権を握りひ弱さを全く感じさせないキャラというのは、このジャンルにあってとても新鮮な設定。ラストからすると続編がありそうな…読後、こちらまで幸せになってしまう甘い甘いストーリー。オススメです!