表題作前後編と、「恋物語」前後編と、読み切り「恋の花咲く夜もある」の
全5作品(番外おまけ付き)です。
登場する人物たちの恋愛模様は別ですが、全員同じ会社に関わっているという
ことが最後のおまけでわかります。
表題作はちょっと押しの強い年下と気弱な年上+ちょっかいを出す新任の上司。
「恋物語」はツンデレっぽいけど天然の綺麗系(どうみてもブレックファース
トシリーズの三木彰)と、喫茶店での出会いからスタートする純愛っぽい話。
ラストの読み切りは、のぞき窓で知り合った可愛い系が同じ会社の新入社員で、
驚いた相手がちょっと意地悪をしてしまう話。
どれも高井戸テイストで良いのですが、やっぱり読み切りは密度が薄いです。
登場人物たちが良い関係を築きながら時間をかけて恋も進展させていくという
スタイルが一番面白いので、このページ数で終わってしまうには惜しい。(いつ
も同じこと言ってますが)
あと、受手の髪型に真ん中分けが多いのは著者の好みなんでしょうか。何か
無意識に多い気がします。独特の静けさが漂う世界観はいつも通りなので、個人
的には花丸です。