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165 人中、139人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
愛情の力を理解できない苦悩,
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レビュー対象商品: 君がオヤジになる前に (単行本(ソフトカバー))
何度も堀江氏がリツイートして、本書の魅力をアピールしていたので、思わず手に取って読んでしまった。堀江氏は、マーケティング上手だなと感じる。 で、肝心の書籍の内容だが、目新しさはなかった。思考停止になった人間がいわゆる、見るにたえない魅力のない「オヤジ」になる。思考停止を防ぐために、ネットをフル活用し、情報量を増やせ、受け売りを捨て自分の頭で考えよ、アイデアなんて誰でも考えられる問題は実行できるかどうかだといったことが、本書の骨格になる内容だった。これまでの堀江氏の主張にそった内容だ。 ただ、今回の本書の面白さは、堀江氏が自分の人生を見つめ、自分に何が足りなかったのか、それを問い詰めながら書いている点だ。なぜ、でっちあげの事件で逮捕され、奈落の底に落とされたのか。それはライブドアの側近の部下の裏切りにあったわけだが、それに至る自分自身の人徳の欠乏にも問題があったのではないか。そもそも自分は部下の心をつかもうと努力したり、部下のために何かを奉仕したり、部下の目線に立つ人間ではなかった。いらない部下は切り捨てたし、普段から付き合う人間も自分と同レベルないし学ぶ点がない人間とは付き合わないようにしてきた。必要のない人間まで時間をかけて大切にする理由が自分にはわからないーー。こうしたかなり、自分自身のパーソナルな部分の欠陥を見つめている。 本人はそれを欠陥だとは思っていない、もしくは思いたくないようで、なんとかそれが欠陥ではないことを理由づけようしようとやっけになっているが、私は基本的な人間の感情が欠落している、つまり欠陥だと思う。これは非常に大きな点だ。私の実感としては東大に合格するような筆記試験に強い人間ほど、こうした欠陥を抱えている人間は多い(近年はこうした傾向は発達障害、アスペルガーだと指摘する人もいる) 堀江氏は本当に一生懸命であるし、必死だ。何よりも努力家であり、アイデアマンだけでなく実行力も兼ね備えている。すごいと思う。ただ、そうした優れた能力を持っている反面、ものすごく足りない能力を持っている。その能力とは、「愛情を注がれると幸福だと感じる能力」だ。これは、堀江氏は分かっていないようだが、人類の大半が持っている能力である。 人間にとって幸福とは何か。さまざまあると思うが、大きく2つあると思う。1つは、自己実現し、社会に貢献する中で充実感を得ること。もう1つは、親、親戚、友人、知人から必要とされ、愛されること。この2つが幸福の要素だ。なのに、堀江氏は幸福の1つの要素にはものすごく貪欲だが、もう一方の必要性を理解できない。これは理づめで解決できる問題ではないからこそ、堀江自身も悩んでいるのだろう。 愛情を理解できないから、結婚も、子供も、部下とのコミュニケーションの魅力も、古い友人との交流の魅力も理解ができない。とても悲しいことだ。 だから、私は堀江氏自身が優れた能力を持ち商売上手であるが、ものすごく悲しい一面を持っていると感じた。本書の主題とは全然違うと思うが、そうした点が一番本書を読んで感じた点だ。
144 人中、116人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
玉石混同の書,
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レビュー対象商品: 君がオヤジになる前に (単行本(ソフトカバー))
福本先生のイラストが表紙になっており、もしや「焼ドゲザ」についてホリエモンと対談を・・と勝手に期待を膨らませて読んでみましたが、 鵜呑みには出来ない怪しい個人の体験談という印象です。 ですが、著者の「カネ」に対する嗅覚は鋭い。 たいていの就活学生が目指して苛烈な競争を行っている「大企業の社員」というポジションは 自分で企業を経営した経験のある人間が就きやすいとか QOL(クオリティオブライフ)を考えるとデンタルフロスの習慣は必須とか 他で安く売っているのにアスクルの200円のカップ麺を喰っているのは仕事が出来ない上、思考停止に陥っているだとか 独自の理論でカネの流れや本質についてズバリと突いてくる話が多いです。 ですが、QOLを語っている割には、キャバクラ通いは続けているとか オヤジにならないために、3000円のパンツは自分で買え とか あげくの果てには、ジムのインストラクターから教わった事を「俺、こんな事知っているぜ」とばかり に自慢してみたりと ムチャクチャな話も多い。 個人的にはこんな本を買って、キャバクラ通いの資金を提供しなくていいというのが意見ですが ファンには待望の新作でしょうから星はひとつ増やしておきました。 立ち読みがベストですね。
70 人中、54人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
家庭を持ちたくない方向けの本,
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レビュー対象商品: 君がオヤジになる前に (単行本(ソフトカバー))
資本主義の世の中を勝ち抜いて豪遊することで寂しさを満たしたい方向けの本です。極めて合理的です。悩める人々をズバズバとアドバイスしております。 ただし、あまりに自己中心的です。 自己正当化のために他の考えにはいささか否定的です。 それにより読者に説得力を持たせています。 ただ、あまりに「情」がないのと アドバイスの根幹がモテることです。 10代、20代の学生向けの本ですからそういう趣向なのでしょうが、 なんだか自分には肌があいませんでした。 一番面白かったのは福本氏との対談。 ここを読むだけでこの本の価値ありです。 福本氏の海外旅行のくだりとかね。
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