知り合いに勧められてアマゾンで購入しました。
エッセイは好きでいろいろ読んできましたが、著者の穂村さんの独特な感性とユニークな文面に読書開始1分で虜になりました。
日常のなんてことはない恋人や友人同士の会話の中に見出す自分流の世界を想像して、誰しもが身に覚えがありそうな(?)体験を嫌味のようでそう思えない感性で面白おかしく読者に伝える文章力が秀逸です。
1話が短く、とても読みやすいので疲れているときなどでも「今日は〜話くらい読んでみよう」という気になりました。
私事ですが読書は読みだすと「次の本次の本」と続け様に新しい本を読みたくなったりするのですが、一度間が開くと全く読まなくなる性格なのですが、穂村さんの作品を読むと何故か「他の本も読みたい!」という「お腹」(読書欲)が減ってきます。
個人的には「食器洗いなどを友人に、さも妻の代わりにしょっちゅうやってあげていると言って、友人に疑われる話」の下りがツボに入りました。
この本は、どうやら穂村さんが何か料理の雑誌などに連載されていて雑誌の読者にも好評だったので一つの文庫にまとめられたようなのですが「料理本と関係ないやんかいさw」という内容です。
個人的に、雑誌にはお寿司屋さんの「ガリ」みたいにお口直し敵に最適なエッセイだったのかな?って気がします。
普段文庫本を読まない方にもおすすめできる作品だと思います。