中学受験の日能研で評価などを担当していた著者が書く中学の新しい評価方法
中学を最終学力などでの評価以外にはかれないかということで、
著者は8つの力でクオリティスコアというものを提唱しています。
まず、その8つの力の概略を説明し、具体的に8つの力
つまり、開く力(OPEN化)、横断する力、創造的にコミュニケーションする力
世界標準の知を探求する力、共学校化する力、結びつける力、
ステークホルダーをマネジメントする力をそれぞれ5校程度の例を
挙げながら説明しています。
最後に私学とは何が官学と違うのかを私学の系譜を用いてまとめとしています
なるべく多くの学校を詰め込んでいるせいか、もう少し詳しく知りたいところと
そうでないところのメリハリがはっきりせず、主張がぼやけているのが
少し残念です。
しかし、中学校の評価は6年後そして、卒業して社会人になってから
評価される点を考えると、偏差値だけで評価してしまうのは問題だとする
筆者の考えはとても正鵠だと考えます。
その上で、私立の色々な方向性があることを述べている事は、
自分の子供たちにとって、どの方向がより合っているのか、必要なのかを
考えさせられる意味でとても有益でした。