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名画の言い分 数百年の時を超えて、今、解き明かされる「秘められたメッセージ」
 
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名画の言い分 数百年の時を超えて、今、解き明かされる「秘められたメッセージ」 [単行本]

木村 泰司
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (19件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,400 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容説明

美術館や展覧会が、100倍楽しくなる!
西洋美術史界の異端児、木村泰司の初の著書! 独特の視点とエンターテイメント性あふれる話術で名画を解説。名画を巡るドラマや謎は「モナリザ」だけに限ったことではない。

内容(「BOOK」データベースより)

西洋美術史界のエンターテイナー、木村泰司の初の著書!独特の視点と軽妙洒脱な語り口で、ダ・ヴィンチ、ラファエロ、ブリューゲル、ドガ、モネ…の名画を解説。「へえ、そうだったのか」の連続で、美術館巡りが100倍楽しくなります。

登録情報

  • 単行本: 248ページ
  • 出版社: 集英社 (2007/7/26)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4087813746
  • ISBN-13: 978-4087813746
  • 発売日: 2007/7/26
  • 商品の寸法: 9.2 x 4 x 3.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (19件のカスタマーレビュー)
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19 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By yukkiebeer #1殿堂 トップ50レビュアー
形式:単行本
 著者はカリフォルニア大学バークレー校で美術史学士号を修得した西洋美術史家。
 本書は冒頭から読者にこう語りかけます。

 「美術は見るものではなく、読むものです」(2頁)。

 感動するかどうかといった感性のレベルで(近代以前の)西洋美術を見るというのは、美術を見たことにはならない。それは人間の感性などあてにならず、理性的であることに重きを置いた西洋文明の中で生まれた美術なのだから。
 それでは、西洋美術を駆動してきた政治や経済、宗教や社会の歴史をきちんと理解してもう一度なじみ深い美術作品を見つめなおしてみようというのが本書の狙いです。

 私は非常に大きな興奮とともに本書を読みました。

 美術の歴史もさることながら、高校の授業で習った、そして受験の手段として知識を暗記するにすぎなかった世界史の断片のあれやこれやが、美術史をみつめなおす中で輪郭線も鮮やかに私の中で有機的に結びついていくのが手に取るように感じられたのです。

 ドイツが主だった美術史に登場しないのは偶像崇拝を禁じたプロテスタント化によること。(一方で音楽による宗教表現は進んだ。)
 北方ルネサンスでは宗教美術の破壊に伴って風景画や静物画の発展が促されたこと。
 裕福な市民階級の台頭と(教養のない人でも)分かりやすい絵画の誕生が表裏一体であること。
 フランス革命以降に起こった共和制と帝政・王政との目まぐるしい政治体制の転換が、やがて既成概念を崩す印象派という新しい芸術家たちが生まれる素地を準備したこと。

 それ以外にも、ここにはとても書ききれないほどの事柄にいちいち膝をうちながら本書を読み続けました。

 「です・ます」調の丁寧で平易な文章にも助けられ、古代から近代にかけての美術史を楽しく概観できる一冊となっていました。

 著者にはぜひ、続編として20世紀以降の現代アートについても、楽しく知的な美術解体書を書いてほしいものです。
 
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41 人中、37人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By iinan
形式:単行本|Amazonが確認した購入
美術書の集英社が久々に出版した、本格的美術読み物。インパクトある装丁と「エンターテーメントとしての西洋美術史」という紹介に惹かれた。けっこう厚い本なのに、途中でやめる事が出来ず、一気に読まされてしまった。まず、プロローグの「みなさま、こんにちは。」で始まる語り口調が、表紙(!)の著者近影と妙にリンクして不思議で新鮮。

イエス・キリストはユダヤ教徒だった、天使はキューピッドではない等、興味深い事この上なし。「2400年の美術史を一冊に網羅した図々しい企画だ」と、著者本人が宣言しているが、内容が大河のごとく有機的に繋がっており無理がない。我々日本人は、美術品は、自分の感性で好きなように鑑賞すればいいと思っている傾向がある。しかし、著者は断言する。「そういう開き直りは、歴史や文化に対する冒涜です」と。

この本を手にした人は、本文を読む前に、口絵に掲載された106点の芸術作品を一通り眺めてほしい。読後に再び口絵写真に戻ると、それらの作品がまったく違って見える事に驚く。私はこの本によって、初めて世界史にも開眼したかもしれない。
このレビューは参考になりましたか?
25 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 平主任 VINE™ メンバー
形式:単行本
時々代々の叡知を結集し理想の美を追い求めた画家たちと、祈り・願い、そして富と権力の象徴としての作品を画家に求めたその時々代々の人々。その双方が同時に存在しなければ、これら名画は生まれなかった。そんな真実に気付かされます。衝動買いした一冊ですが、一気に読破してしまいました。

最近になって様々な国際的ニュースを見聞きするうち、世界史をちゃんと知りたいと思い立ち、そこから宗教・ヨーロッパの歴史・そして絵画へと心惹かれるままにたどり着いたのが本書です。予想以上に盛りだくさんな内容でした。名画を通して世界の大きな流れを知ることが出来ます。

個人的には、「天使とキューピッドの違い」「天使のランク分け」など、日本人的視点からの解説が必要な事柄にも興味を持ちました。もっと深い知識を得るにはやはり専門書に頼るしかなさそうですが、この手の本(西洋になじみの薄い日本人の視点から見た解説本)がもっと充実してくれれば、と思います。読んで損なし!の一冊です。
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最近のカスタマーレビュー
「その時代のメッセージや意図を正確に読み取る」のが美術鑑賞の醍醐味らしい
大変よい本に出会った。西洋絵画の見方を説いたものであるが、それが『名画の言い分』というタイトルとなっている。要するに西洋の絵画にはルール、約束事、また「概念」があ... 続きを読む
投稿日: 13日前 投稿者: 読書散歩
そうだったのか
近代までと現代との間で、いかに芸術に変化があったかがよくわかった。芸術には知性が必要で、描かれた時代背景を知ることが不可欠であるという聞けば当たり前の事実をいかに... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: 秀文
学校の美術授業では教えてくれないこと
学校の先生はなんのためにいるのか・・、何のために美術の授業はあるのか・・、などと真剣に考えてしまう内容の本でした。知らなかったでは済まされない『義務教育』が試験の... 続きを読む
投稿日: 8か月前 投稿者: 関門を漂流する酒屋
読み取る以上の解説が面白い
「『感性で美術を見る』のではなく理性的に読むもの」という主張だけではなく、
時代のエッセンスの解説が加わっていることで非常に刺激的で面白い。... 続きを読む
投稿日: 21か月前 投稿者: 家計を担うもの
美術は見るのではなく、読むのです!
単に見て、綺麗で終わらすのではなく、歴史・宗教・当時の哲学・文化のすべてを網羅したうえで、絵画を読み解く喜び。
それを教えてくれた本。... 続きを読む
投稿日: 23か月前 投稿者: 大黒天
画家の描く意思を作風の流れのなかで簡潔に説明
語り口がすきです。
また、表紙の著者のスキンヘッドがかっこいい!... 続きを読む
投稿日: 2010/1/7 投稿者: みゅうー
俯瞰的ではあるが、やや押しつけな感もあり
確かに西洋美術史を俯瞰する内容だと思う。
本書をきっかけにして、より知識を深めていくというのは十分ありだろう。... 続きを読む
投稿日: 2009/6/7 投稿者: ムーサ
美術を読む。
美術は見るものではなく読むものである、というのが新鮮な驚きでした。... 続きを読む
投稿日: 2009/2/8 投稿者: オキムラ良二
美術(芸術)音痴の人こそ見るべき
「美術は見るものではなく読むもの」(=感性で見るものではない)
と、これまで教えられて来た事と違う主張から始まり、... 続きを読む
投稿日: 2009/1/26 投稿者: エスプレッソ
まさに初心者向け!
興味はあったんですが、値段がちょっと高かったので、
一年位前からずっと、カートに保存していました。... 続きを読む
投稿日: 2009/1/2 投稿者: mtroot
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