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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
サスペンス・ハードボイルドの傑作,
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レビュー対象商品: 名残り火―てのひらの闇〈2〉 (文春文庫) (文庫)
テロリストのパラソル以来の筆者のファンですが、筆者の遺作となった本作品も期待を裏切らないものでした。
やくざの組長の息子にして、頭脳明晰・状況により実力行使もためらわないが、酒を飲むとすぐに記憶を無くすという主人公、大会社の創業社長にして、大型バイクに乗り、とてつもない胆力を持つ人物、才色兼備にして離婚寸前別居中の主人公のもと部下である女性、等々魅力ある登場人物が、主人公の親友の突然の不審死の謎に迫っていきます。 テーマ自体は極めて重いもので、緊張感が持続しているのですが、その中に思わずニヤリとさせられるユーモアが随所にちりばめられ、筆者ならではのハードボイルドの世界観が感じられます。 本当に惜しい作家をなくしたものだとつくづく寂しく思います。
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