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名文を書かない文章講座 (朝日文庫)
 
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名文を書かない文章講座 (朝日文庫) [文庫]

村田 喜代子
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容紹介

「文章を書くのはむずかしい」「はがき一枚にも苦労する」――そんな書けない人の悩みや疑問を芥川賞作家がすっきり解決します! 夏目漱石や山下清、森茉莉、赤瀬川原平、橋本治などの例文を豊富に引用しながら、文章の書き方から楽しみ方まで教えてくれる、面白くて絶対役に立つ文章読本!《解説・池内紀》

内容(「BOOK」データベースより)

「文章を書くのは難しい」「はがき一枚にも苦労する」―そんな“書けない”人の悩みや疑問を、芥川賞作家がすっきり解決します!夏目漱石や山下清、森茉莉、赤瀬川原平、橋本治などの例文を豊富に引用し、文章の書き方から楽しみ方まで教えてくれる、面白くて絶対役に立つ文章読本。

登録情報

  • 文庫: 333ページ
  • 出版社: 朝日新聞出版 (2008/9/5)
  • ISBN-10: 402261594X
  • ISBN-13: 978-4022615947
  • 発売日: 2008/9/5
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.8 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 278,344位 (本のベストセラーを見る)
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11 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
すっきりと『書く』ことが分かる本である。
読んだ後、いたるところに付箋を貼ってしまっている。『思考の圧縮』『感動の蒐集』など、ほんとうにそうだなあと頷いてしまう。

「何か書こうと思う人は、目に入るもの、頭に浮かぶものをなんでも舌にのせて文章化する習慣を身につけるといい・・」ではじまる基本法を読めば、私にも何か書けそうな気がしてくる。書くという行為をラジカルなところで捉えている。
文章を書こうとする人は、読むべしと、思う。

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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 東の風 トップ100レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
 自分なりの視点を持った、発見や思考のあるエッセイを書くためのツボはどの辺にあるのか、良い文章とはどんなものを言うのか、といったことを、色々な例文を引きながら見ていく文章読本。作家の村田喜代子が、小倉と博多の朝日カルチャーセンターで受け持った文章教室を下敷きにしてまとめた一冊。2000年10月、葦書房から刊行された単行本を文庫化したものです。

 「そろーりと始めよう」と題した【導入部 1】の項で、<書き出しでは気持ちを急いではいけない。(中略)モノとモノとの間には、かならず境界がある。家には玄関があり、靴を脱ぐスペースがある。いきなり家に入ると茶の間だったりはしないものだ。>とある箇所など、とかく構え過ぎたり、詰め込み過ぎたりしてレビューを書き出す傾向のある私には、「うっ! 痛い所、衝くなあ」と。エッセイとレビューでは、自ずと目的やスタイルが違うとは言え、参考になる指摘がいくつもありました。

 次の文章なども味があって、なるほどと頷かせるもの。<エッセイを書くとき名文や表現に無闇に憧れを抱く必要はない。名刀を台所に持ち込んで大根を切る者はいない。大根にはよく研いだ包丁を用いる。心のこもった文章は普通の文体で書く。その延長上にエッセイはある。>

 本書で紹介されていた「良い文章を書くための手本になる本」では、様々な作家の文章を短文読み切り形式で取り上げた『高校生のための文章読本』(筑摩書房)が面白そう。その本によれば、<良い文章とは、1.自分にしか書けないことを 2.だれが読んでもわかるように書く という二つの条件を満たしたもののこと>。それからすれば、確かに著者の言うとおり、<よくない文章とは、1.だれでも書けることを 2.自分だけにしかわからないように書く ということになるだろう。>
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35 人中、26人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 芥川賞ほか多数の文学賞を受章した著者による文章の書き方の本である。著者は昔から文章作法について書かれた本を読むことに不快感があったが、自分でそういうものを書き始めて、その理由が、田圃の仕事を教えるのに手を泥に汚さない形で講義しているところにある、と気づいたという。この発見のためであろうか、本書は楽しく読めるようにできている。しかしながら、あまりにもすらすらと読めてしまったので、ある程度日が経ってから評者の記憶に残っていたのは、著者自身の言葉よりも、著者が推せんしている参考書の一つからの、次のような引用だった。「良い文章とは、1自分にしか書けないことを、2だれが読んでもわかるように書く、という二つの条件をみたしたもののことだ。」しかし、この引用文を!二度登場させ、強く印象づけるように構成されているということは、本書自体が巧みに書かれていることの証明であろうか。著者は最終章で、「この本に書いた事柄はよくよく考えれば誰もがわかることばかりだ。」と記している。内容のこうした性格も、読後に著者の諸主張がほとんど頭に残らなかった原因かも知れない。ただし、この批評を書くために、今ぱらぱらとページをくってみたところ、暇があれば読み返したいという思いがこみあげてきた。――不思議な本である。――なお、この批評が、多少なりとも新しい読者を引きつけるように書けているとすれば、この本に負うところがあるのであろう。
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