Mr.Monk and the leperが収録されないことについて、非難されている方がおられるようですが……
正直申し上げて、日本のハンセン病を巡る歴史を考えると、
どうしても国内公開は不可能だと思われます。残念なことですが……
海外版を購入されてごらんになる方もいるかと思いますので、内容のネタバレは控えます。
ただ、ストーリー展開上ハンセン病患者の方に対して登場人物が差別的な行動を取るシーンが
(他のエピソードでヌーディストやホームレスに対して描かれたのと同じ程度に、コメディとして)現れるのは事実です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%B3%E7%97%85#.E4.B8.96.E7.95.8C
このウィキの「近代のハンセン病政策の動向」の部分をお読みいただいても分かるように、
日本では世界の動向と逆行するようにハンセン病患者への差別が悪化し、
その状況は近年まで改められることはありませんでした。
従って、アメリカでは放送できても、日本では出来ない描写があります。
私自身海外版をかなり以前に購入して視聴しましたが、これを放送しなかったNHKの判断は極めて妥当だと感じました。
クレーマーに対する過剰防衛などというレベルではなく、歴史的な事情から当分の間、不可能だと思われます。
DVDへの収録も、同様です。公の場に発表すること自体、困難です。
こうした問題には様々な原因、事情があるべきだとは思います。
議論は深めていくべきですし、こうした作品を笑って見られるようになるのが理想だとも思います。
ただ、ここで非難されるべきなのが、DVDの発売元やNHKでないことは確かです。
私は、シーズン5は特に大好きです。第1話:「もうひとりのモンク」、第2話:「悪夢のゴミ戦争」、
第4話:「モンク・イン・ザ・ダーク」、第7話:「クローガー先生 引退」などなど、
シリーズ中屈指のエピソードがいくつも含まれています。
キャストもシナリオも、脂ののりきった時期といえるのではないでしょうか。
ぜひぜひ、大笑いしながら(そして涙しながら)ごらんいただきたいと思います。