この小説のイメージをなるべく分りやすく伝えてみたいと思います
とりあえず推理小説をイメージして下さい。探偵が居て、その助手が居ます。ではまず、その探偵から推理力を無くして、代わりにまるで改造人間の如き身体能力に置き換えて下さい。……その時点で、かなりおかしいですよね(苦笑 この小説は、ミステリ仕立てなのに自称・探偵は一切推理をしません! 頼るのは己の"身体能力"と絶対的な"勘"のみです!!
さらに、この小説は先に言ったようにミステリ仕立てで事件に関する謎もそれなりにあります。しかし、華麗に推理する"探偵"が存在しない本作では、(犯人の正体以外の)そういった謎は基本謎のままです!
とにかく、全体的に推理小説風でありながら、中身はそのセオリーと言うかルールを無視した出来になってます
尚、物語の書き手となるもう1人の主人公に百合の傾向があるので、自称・探偵の主人公とはちょくちょく百合的な絡みや怪しい妄想が入ったりもします(苦笑
最後に、この"名探偵失格な彼女"はキャラクターの魅力に作品の魅力が集約されていると言ってもあながち言い過ぎではないと思うので、特に主人公の性格が好きになれるかどうかで評価は天と地です