前巻から引き続きの、奇妙なゴミ回収のアルバイト付近で起こった殺人事件と、少年探偵団が雪山で遭遇する水死体事件と、山寺の離れで忽然と
姿を消した女の刺殺体事件と、「探偵甲子園」編の途中までを収録。
甲子園編はまずキャラクター造型が好い。東西南北それぞれの高校生探偵がどれも魅力的。そして山寺の事件は摩訶不思議な怪奇性によるツカミ
とパズル要素満点の謎解きが非常に愉しい。雪山事件は仰天の殺人方法に限るネ。最初の事件は本編に絡め蠢動させる黒の動きに(!?)。
だが、一番印象に残るのはトリックより青山節だよなぁ。。雪山事件の解決後、帰路につく車の中で一人頬杖を突いて憂ふコナン君。そんな彼が
心の中で呟いた言葉最高だな。そして、山寺事件の方でも、青山さん独特の穿った見方を象徴するような捨て台詞最高だなぁ。。結局、ボクが
コナンを愛する所以はここら辺かもしれないな。ミステリーとしても素晴らしいが何よりそのファクターを用いて・借りて表現しようとしている
ものが素晴らしいんだなぁ。いや、ホントに。