減税、議会改革を掲げ名古屋市議会と対立し議会解散の署名集めを行い2転3転の後住民投票が決定、自らの市長選、知事選もからめたトリプル選挙と何かと話題の絶えない河村市長が自らの思想、心情を綴った本です。
河村市長はパフォーマンスが過ぎるのではないか?もっと話し合いで解決できないのか?リコールが決まったのにわざわざ辞職して市長選をする必要があるのか?借金を増やしてまで減税をするべきなのかといった市民の疑問に対してもQ&Aで答えており河村市長を取材した記者のコラムも印象的です。議会は解散すべきなのか?河村市長が再選したら名古屋はどうなっていくのか?悩んでいらっしゃる方是非読んでみてください。
読んだ感想としては河村市長の目指す最大の目標は総理になることや、減税することよりも庶民革命を起こし地方から日本を変え民主主義を定着させることなのだと理解できました。(独裁政治だと批判する声がありますが権力に執着する人は自民党末期や今の民主党を見ればわかるように決して自ら辞職して選挙にのぞんだりしないでしょう。)また一見パフォーマンスが過ぎると思われがちですが実はかなり歴史、経済学、社会情勢にも通じていてなるほどと思う考察がいくつもあり思いつきで行動しているのではないことがわかり、逆に今の政治家、マスコミはいかに国の借金を強調し国民に増税を納得させようとしているのかが感じられます。大阪の橋本知事と連携し地方から中央政権を覆そうとする姿勢は年はくっていますが平成の坂本竜馬といってもいいのではないでしょうか?(本人は信長をイメージしてますが)
個人的に大ファンなのでほめ過ぎかもしれませんが、河村市長のファンのみならず名古屋市民の方は投票で迷われていたら是非読んで参考にしてください。
レビュー付け足します。H23.3月出版の首長たちの革命という本を読むと河村市長がいかなる人物かより理解が深まります。ややネガティブな内容ですがおもしろいですよ。