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名医の「有害な治療」「死を早める手術」 (だいわ文庫)
 
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名医の「有害な治療」「死を早める手術」 (だいわ文庫) [文庫]

近藤 誠
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

医者がすすめる治療法にきちんとした科学的根拠はあるのか?「名医」は本当に治せると思って治療しているのか?患者の知らないところで、医者たちは何を考えているのか?医学界のボス支配は、患者にどんな影響をもたらすのか?薬害があとを絶たないのはなぜか?二十年以上にわたって医療現場から告発を続けてきた医師と、さまざまな分野・立場の医師十人が、本気・本音の大激論。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

近藤 誠
1948年、東京都に生まれる。慶応義塾大学医学部放射線科講師。慶応大学医学部を卒業後、アメリカに留学。帰国後は、がん一般の治療を専門とし、乳がん治療では早くから乳房温存療法を実践してきた。一方で、日本の医療界の変革と、患者本位の医療を実現するため、医療現場からの情報公開と告発に力を注ぎ続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 368ページ
  • 出版社: 大和書房 (2008/6/10)
  • ISBN-10: 4479301828
  • ISBN-13: 978-4479301820
  • 発売日: 2008/6/10
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.8 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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15 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 さすがですね, 2008/6/24
レビュー対象商品: 名医の「有害な治療」「死を早める手術」 (だいわ文庫) (文庫)
 さすがは近藤さん。ツボを突いています。現代日本の医学の迷走状態を突いてます。頭デッカチな医者が多い日本では難しい計算は出来ても実に簡単な事が分っていない人が多い。今の日本の医学は五里霧中,迷走しています。治療とは何か,自体を分ってない医者が多いのです。それでもまだ「日本の医学は最新医学だ。」と信じて疑わない人は多い。「助けるつもりで命を奪っている」のが現代日本医学界の実情です。
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22 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 近藤論の真偽を、対談で問う。, 2009/1/21
By 
ぽるじはど - レビューをすべて見る
(トップ500レビュアー)    (VINEメンバー)   
レビュー対象商品: 名医の「有害な治療」「死を早める手術」 (だいわ文庫) (文庫)
 読者にとって本書の対談形式は、問題点の優劣が分かりやすいが、本書でも笹子氏が拒絶したように、全く意見の異なる者同士のそれは、拒絶されることもあるとの欠点も含む。

 10人中全てが反対論者である方が、読み応えはあるだろうが、本書では4人。
 しかも、検診を受ければ寿命が延びるというのは錯覚(大島)、抗がん剤は将来的にも治らない(丸山)の点は、手術・検診・抗がん剤が有用でない、放射線治療を手術の全治治療としてもっと活用し、手術するにしても縮小手術や範囲をもっと狭めた方が良いのではないかとする近藤論と同意見であり、現在では手術も、範囲の縮小化や、他の治療法への鞍替え傾向にあることなどから、歴史論のようにバチバチと激しく火花が飛び散るものではなかったが、有意義な対談であったのは間違いない。

 現実問題として、治験の期待有効率が20%に設定されており、フューズ'Uまでは単なる毒性試験で、延命効果までは調べられていないので、副作用で寿命が縮むかもしれない薬でも認可されているというような、一般には殆ど知らされない医学会の常識があったりするので、全否定はできないのだろうが、そのような対談者も含めれば、更なる緊迫感も出ただろうか。

 
 ガンでお悩みの読者は近藤論だけでなく、『がん治療の常識・非常識』等、他者による参考書が巻末に数冊上がっているので、そちらも併読し、多くの情報から自分にとってベターな選択をする努力も必要だろう。
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20 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 患者よ、医者を信じるな, 2010/8/1
レビュー対象商品: 名医の「有害な治療」「死を早める手術」 (だいわ文庫) (文庫)
「患者よ、がんと闘うな」の近藤誠さんが
国立がんセンター名誉院長など、
「敵対」者も含むさまざまな医師らと激論。
データも多数引用されている。

ページをめくるたび「そうだったのか!」。

たとえば国立札幌病院放射線科医長が発表した
舌がん(ニ期)の放射線治療成績は、
舌の機能は全く損なわれず、
5年生存率90%。

外科治療は「舌半切+予防的頸部リンパ節かく清」
の大手術。発音・そしゃく障害が残る。
しかし5年生存率は、放射線治療を上回ることはない。

この情報を知っていて、自分が
舌がんニ期とわかったら、
放射線治療の方を選ぶ人も多いと思う。

しかし、主治医からこういう詳しいデータを
示されることは少なく
実際には舌がんニ期の患者の9割が
外科治療を選んでいるという。

欧米ではかなり前から疑問視されている
抗がん剤治療も、日本では今も大手を振り、
「念のため、がんを叩いておきましょう」
と主治医に言われると、
患者の多くは素直に従っている。

根本的な疑問もある。
医療の進歩でがんは治る病気になった、と
言われるが、
日本のがん患者は増え続けて200万人、
病院から放り出された
がん難民が80万人近くいるという。
日本人の死因の1位もがんだ。
医療は本当にがんを「治して」いるのか。

医療という名のもとに
おびただしい人体実験、拷問、殺人が
まかり通っていないか。

本の中で、癌研究会附属病院内科部長自らが
「なにもしないことも、
すごくいい治療法の一つかも…」と語っている。

「可能なら、すべての薬を中止せよ」という
アメリカのドクターズルールや、
「抗がん剤は増がん剤」という
同国政府の警告を思い出す。

患者よ、医者を信じるな。
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