プロレスネタの新書という、割と珍しいフォーマットの本。藤波と長州が各々デビューから現在までを順を追って語る部分と、対談部分の2部構成になっています。
ある程度2人の発言を雑誌などで追ってきたファンにとっては、特別目新しいエピソードはありません。ただ、80年代の一連の名勝負数え唄→長州の全日移籍→新日Uターン→藤波社長・長州現場監督の体制→猪木との確執→新日本身売り等々の出来事の中で、それぞれがお互いの事や周囲の状況をどう見ていたのかについて直接語られている点は興味深いです。
個人的には通常のインタヴューでは言い回しが独特過ぎて分かりにくい長州のパートの方が面白かったですね。馬場・鶴田・前田についても軽くですが、どう感じているかを率直に語っています。