放映時、まずタイトルからして惹かれるものがありました。
『名前をなくした女神』……なんて仰々しい響き!
いったいどんな意味があるのか、数話目にして(遅い?)ようやく気が付きました。
みんなが『○○ちゃんorくんママ』と呼ばれており、一切名前で呼ばれないんですね。
誰一人として『名前』ではなく『母親』と呼ばれる。
大げさかもしれませんが、自分はそんな光景をまるで番号で呼ばれる囚人のようだと感じてしまいました。
文字通り、名前のない存在のように扱われているのだと。独りの人間としてではなく。
このドラマの母親達はみな「女ではなく母であれ」という固定概念の中でもがき苦しみながら生きている、
そうして『母親という名の女神』であることに次第に体は疲れていき、神経は磨耗し、心が壊れ始める。
言葉にならない悲しみ、やり場のない怒り、それは近しい他人への恨みや妬みに形を変える。
その結果が、この『名前をなくした女神』の中で巻き起こる怒涛の展開の数々なのでは…。
そう考えた時、このドラマの中の話は決して他人事ではないのだと思いました。
もちろんこんなある種ドラマチックな展開に遭遇するようなことは数少ないでしょうけど…。
いつ自分が『健太くんママ』もとい『侑子』のような立場に立たされることになるか、あるいはその逆の立場に望んで立つことになるか。
そこに絞って言えば、このドラマは限りなくリアルを描いているのだと感じました。
重いドラマです。単純に修羅場&ドロドロを楽しめるドラマでもあります、オススメです!!
あまりにも個人的なレビューになってしまいました。すみませんw
ここまで読んで下さった方、ありがとうございます。重ね重ね、すみません…!
最後に、ママ友地獄で生きる『名前をなくした女神』達……そして、この現代に生きる全ての『名前をなくした大人と子供の皆さん』に祝福を!