購入前は、読んでいて辛い話ばかりなんじゃあないか、と心配でした。実際は、やっぱり思ったとおり。インタビューを受ける側が、まず心理的に不安定で、心が悲鳴をあげている状態。そんな女性に遠慮しながら、プロの取材者として辛い思いでインタビューをする著者の心も痛々しい。
読んでいて決して楽しい本じゃあありませんが、もしも業界のありかたや実際の状態を知りたい人は、読む必要があると思います。特に、新たにこの業界に入ろうとする女性、男性は、まずこれを読んでからそれでもあえてという覚悟をするべきです。この業界にいるからといって軽蔑されるのは差別だと思います。しかしながら、業界が不健全な状態であり、特に出演女性に対しては極めて過酷な状態であること、彼女らの犠牲あっての業界であることは否定できません。加害者になる覚悟、被害者になる覚悟をもって取り組んでいただきたいのです。