内容紹介
科学、自然界、工学および我々の社会生活において、“同期”という現象が偏在するものであることに最初に気付いたのはクリスチャン・ホイヘンスであり、時代は1665年にまで遡る。
時計、コオロギの歌声、慨日リズムのペースメーカー、ニューロンの発火、聴衆の拍手等の多種多様なシステムは同期を伴って動作することが多い。このような同期現象は普遍的なものであり、最新の非線形動力学の枠組み に基づいて、共通の現象として理解することが可能である。
本書の前半では、数式を使用せずに同期現象を記述し、定性的で直感的な理解を行うことに重点をおく。同期現象にみられる主要な効果は実験における例や図などを用いて説明し、歴史的な経緯についても概説する。
後半では同期の効果を厳密かつ体系立てて説明する。周期振動子の同期に関する古典的な結果と、カオス振動子、大規模集団、振動媒質に関する最近の結果を紹介する。このような包括的な本は、物理学、応用数学、工学、そして自然科学を専攻する大学院生から、その分野を専門とする研究者に至るまで、幅広い読者層にとって興味ある内容を提供するものである。
内容(「BOOK」データベースより)
同期に関する専門書の決定版。前半では、数式を使用せずに同期現象を記述。定性的で直感的に理解できることに重点を置き、同期現象にみられる主要な効果は実験例や図などを用いて説明。歴史的な経緯についても言及。後半では同期の効果を厳密かつ体系立てて詳述。周期振動子、カオス振動子、大規模集団、振動媒質などを紹介。