英訳を最後まで文をキレイに出せないという問題を抱えています。
この本で訓練して得られたことを中心にレビューします。
英訳のリプロセシングについての解説に重点を置いていた前編に比べて、
ドリル編では訳出のスキルを効率よく訓練できるように
編集されているところが特徴です。
この本でビジネスの場で使われる実践的な英語をよりスムーズに、
的確な言葉で口について出てくるようになりました。
全5章を段階的に学習することで、変換のプロセスにかかる時間が短くなり、進歩がよくわかります。
このなかで、効果が感じられたところは
日本語の真意を把握する
主語を何にするかということ
英訳できる日本語(日本語の単語で英文)に変換するというところでした。
特に4章「英訳できる日本語にして英訳する練習」ではそれぞれの表現について、
文の種類、その定型フレーズを出し、主語、動詞の選定から
英語の構文と単語に沿った日本語に変換する作業する過程を繰り返すことによって、
英語が難なく出てくるようになりました。
語順をほぼ英語と同じにするところは最初は面倒かもしれませんが、
これが英文と一致するとスッキリします。
「大変お世話になっております」というような日英の価値観のギャップで
直訳できないような表現も何を伝えたいか?その真意を把握することで納得できました。
日本語で「ダメなんです」の表現も3つ出てきましたが、すべて英訳は異なります。
「ダメ」という言葉をどのように解釈するのか、
これらの解説を比較しながら読むと興味深いです。
社内公用語の英語化が進むなか、実践的なビジネス英語を使う必要のある人に、
大いに役に立つ本になるとお勧めできる本です。