読んでみてまず思ったのは
「音楽制作の入門書として、じつに判りやすい本」
という事です。
必要な機材についての説明、そして音楽理論の説明があり
編曲・作詞(作曲)・発表…というプロセスに沿って、それぞれ判りやすく解説が行われています。
説明や解説も丁寧に行われていますし、判りやすいサンプルデータも添付されていますので、
(サンプル曲を歌っておられるのが片霧烈火さんという事にも驚きましたが)
同人音楽を含め、音楽の世界に足を踏み入れたいけどどうしたら良いか判らない。
曲を作ってみたいがどうすれば良いか判らない。
作詞をしてみたいがどうすれば良いか判らない。
そういう方にお勧めできるかと思います。
あるいは今流行のボーカロイドを購入したものの、肝心の曲作りや詞作りはちょっと・・・という方にも応用がきくかもしれません。
惜しむらくは入門書ということだけあって、実践技術についてはあまり深く突っ込んで触れられてはいないという点です。
その点は制作に慣れてきてから必要とする分野の専門書を探してみるのが良いかと思います。
いずれにせよ、入門書としては手頃な本であると言えるでしょう。
(評価として☆4つを付けていますが、厳密に言えば4.3〜4.5といったところです)