『吉野北高校図書委員会2 委員長の初恋』です。
今回の語り手は図書委員長のワンちゃんと藤枝です。
一巻と同じで、軽くて読みやすいです。登場人物の心理は共感し易いです。が、一般文芸作品と比較するとどうしても読み応えが軽すぎて、まああくまでもライトノベルと割り切った方が良さそうです。
登場人物が基本的にみんないい人なので、本当に深刻な問題というところまではいかないですし、ワンちゃんの話と藤枝の話は、視点が違うだけであって基本的に同じエピソードということもあり、物語の筋、展開では、楽しめる要素は薄いです。
進路ネタも絡みますが、原則として恋ネタです。あまり劇的な変化は、期待しない方が無難です。
ワンちゃんや牧田先生には新たにスポットライト当たりましたが、オタクの彼やカップルになった彼らの出番が少なくてちょっと物足りなさもありました。
図書委員会ということで本ネタについては、マニアックな本の名前がいくつも出てきました。マニアックっぽいのでついて行けない人も多いかもしれませんが。漫画ネタはスラムダンクでした。
つまらなくはないですし、基本的に読みやすくて面白いのですが、どうしても一抹の物足りなさを払拭できないので、★4です。