吉田都さんの豊かな表現がまるでページから飛び出し、まるで語りかけてくるような素晴らしい写真の数々。全て篠山紀信さんが撮られたという、ありえない贅沢な本です。写真は吉田さんの舞台写真から、ロイヤルの稽古場でのレッスン風景、舞台裏、プライベートまで、と我々ファンの好奇心を満たしてくれる写真と、もう溜息が出るような舞台での美の一瞬まで、本当にファンの気持ちを見事に満たしてくれる写真集です。吉田都さんの大ファンで本はほとんど持っておりますが今回のこの「一瞬の永遠」はベストです。待ってました!という感じ。
写真を満喫した後には彼女の人となりが伝わってくるエッセイもあり、この部分は「バレエ」という枠を超えた「自己に向き合う」という誰もに通じる厳しい路への吉田さんの真摯で尽きない情熱が書かれていて、なんだか自分も励まされました。文章も彼女の人生のテーマごとに、端的にスパッとまとめられているから気軽に読みやすいです。
表紙も裏側も本当に美しいので、指紋をつけない様に気をつけて読んでます。ああ、この本にサインを頂きたい!