独自の新技法で木版画を開拓していった吉田博。とある旅行雑誌で彼の絵を見て一目惚れした。
彼は生涯世界を放浪しながらその旅先の風景を描いた。
現代に活躍する画家なのだとばかり思っていたが、その年代を見て驚愕した。
生誕は1876年。戦前の日本人画家でこのような画風を持つ人物が存在したとは。
何故これほどの天才が日本の美術史上で埋もれてしまっているのか。
これから画家を志すもの、特に版画を志望するものは絶対に見ておくべき。
ただ、これほどの画力と万人に受け入れられる魅力を備えつつも、このように世間に知れ渡ることのない
この日本の現状に嫌気がさすかもしれないので、ご注意を。