長期入院している同級生の吾郎を見舞いに来た双葉と三バカ。クリスマスが近づいて病院でもイベントを開催するのですが、吾郎は浮かない顔。そこへ相変わらず唐突に登場するガーゴイル。御色町の門番として町の皆のために日々奮闘しているガーゴイルですが、
「だったらさ、ガーゴイルさんがクリスマスを盛り上げてみせてよ」
この吾郎の一言から、ガーゴイルはなし崩しのうちに病院のクリスマスイベントに協力することになってしまいます。おまけにイベントには片桐林吾たち菜々色高校演劇部が上演予定で、更にはさくら祭りで良くも悪くも旋風を巻き起こしたゴールデンボーイズを院長が呼んだものですから、ありふれたイベントになるはずがありません。おまけにいつの間にかオシリスとデュラハンまでやって来て、病院中がイベントに向けて準備を進めていく様子がそこかしこで見られます。
今回再登場の林吾やゴールデンボーイズの存在感は相変わらずですし、ゴールデンボーイズのリーダー・リーゼントと病院の看護婦の一人との意外な関係と掛け合いは見ていて笑えると言いますか微笑ましいと言いますか。オシリスとデュラハンも、初登場時はただ作り主の命令に従うだけだったのが、彼らなりの動機でクリスマスイベントに協力するようになるという成長を見せ、ガーゴイルもただ街の人を守るだけでなく、どうすれば人を楽しませ、喜ばせることができるか苦悩する様子が見られ、今後のガーゴイルたちの行動と物語の展開により一層幅が出そうです。