センスはいいしアイデアはすごいんですが、私は1作目の方が好きでした。
今回は、何だか完璧過ぎと言うか、やり過ぎのような気がします。
1作目は、センスのいいディスプレイの中に、何か雑然味(言い変えれば温かみ)が入っていて、
それが味になっていい感じだったのに、今回は洗練される事のみを追及している様な…。
あまりに生活感が無く、生活感的な物を一切出さなければ、ショップの様なインテリアになるのは割と当然なんです。
これだと単なる既成のインテリア本と同じで、何かできそうって気が起こらないです。
絵にして見栄えのいい物だけを終始追及しているだけな感じで、面白味や温か味が無くなっている感じです。残念です。
それは部屋作りだけでなく、全体の雰囲気にも出ています。
インテリアも、手作りも洋裁も料理も全部カンペキ!像の宣伝の様で何だか窮屈です。(これは編集部の意図かも知れませんが)
ファッションとか子供さんの事とか、あまりいらなかったです。インテリア関係のプロ以外の持ち主の個人像を
突っ込んで追及するのは好きじゃないです。読者の自由な感性で読みづらくなります。個人の紹介はHPでやればいいんだし…。
何と言うか、「カリスマ主婦の素敵生活」を無理に演出しようとしている感じで、当の吉原さんも、編集部の意図に無理に付き合ってる様な感じを受けます。
吉原さんは吉原さんで、無理にカリスマ何とか的にしなくてもいいんじゃないですか。
あと、子供部屋までテイスト揃えているけど、小さな内ってもっとファンシーな物とか好きなんじゃないかとか、親に合わせてるのかなとか思ってしまいます。
家全体が自分のテイストじゃなければ駄目、みたいで、力入り過ぎてるんじゃないかとか…。
既成のカンペキ系インテリア本と大差なくなってしまい、1作目が好きだっただけに残念です。
こういう物がこう活用できる、とかのアイデアは見る所があります。ただ、建具の取り付けとか、
天井の強度とかの専門的な事を素人が半端にまねしたら危ないし、その辺はもっときちんと説明が要ったと思いました。