合氣道経験者、もしくは氣の不思議な働きに好奇心がくすぐられる人
にお勧めの一冊です。
「力を抜くから強い」合氣道でよく語られる一見矛盾した言葉の科学的な
意味を始め、様々な合氣道の技の原理を科学的に知ることができます。
科学的に説明した方が多くの人に伝わるので、これから21世紀の合氣道の
あり方の一つだと感じました。
私は合氣道経験者として、今まで覚えてきたことを違った視点で確認する
ことができ、合氣道の原理原則に対する確信がさらに深まりました。
「氣の力を否定する」と背表紙にあるのですが、文章を読むと氣の存在、
働きを十分に肯定されており、批判的な立場ではなく合氣道の本質を
見定めようとする著者の心構えが感じられました。