鳥居りんこさんの7冊目の著書。
中学受験を体験した母たちのノンフィクションがここにある。
偏差値30からの中学受験シリーズを読んできた人には
総括のような印象があるかもしれないが
初期の出版作は今や絶版となって入手困難らしいので
今回の作品はこれから受験を迎える母たちにとってはまさに待望の、
必携の一冊と言えよう。
もしもの時、まさかの時にどう動くのか。どう備えるのか。
卒母たちはどうしたのか。
生の声は決して綺麗ごとではなく、リアルなだけに沁みる。
よくぞこの手の内容を世に送り出してくれたと感謝したい。
軽妙なタッチで「それでいい」と語りかけてくれるのも救いだ。
残念ながら絶版になっている既刊はぜひとも復刊すべき。
どんな受験本にも書かれていない一番知りたい情報だった。
普遍的存在価値は十分にあると思う。