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司馬遼太郎歴史のなかの邂逅〈2〉織田信長~豊臣秀吉 (中公文庫)
 
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司馬遼太郎歴史のなかの邂逅〈2〉織田信長~豊臣秀吉 (中公文庫) [文庫]

司馬 遼太郎
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

歴史上の人物が持つ魅力を発掘したエッセイを、時代順に集大成。第二巻は歴史小説の巨人ならではのまなざしで、織田信長や豊臣秀吉などの武将たちに始まり、堺商人、信長に仕えたコック長にいたるまで、室町末期から戦国時代を駆け抜けた人々の横顔を浮かび上がらせる。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

司馬 遼太郎
大正12年(1923)、大阪に生まれ、大阪外語大学蒙古語学科を卒業。昭和34年『梟の城』により第四十二回直木賞を受賞。同42年『殉死』により第九回小説により第三十二回芸術院恩賜賞、同57年『ひとびとの跫音』により第三十三回読売文学賞、同58年「歴史小説の革新」により朝日賞、同59年『街道をゆく―南蛮のみち1』により第十六回日本文学大賞(学芸部門)、同62年『ロシアについて』により第三十八回読売文学賞(随筆・紀行賞)、同63年『韃靼疾風録』により第十五回大佛次郎賞を、それぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 255ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (2010/10/23)
  • ISBN-10: 4122053765
  • ISBN-13: 978-4122053762
  • 発売日: 2010/10/23
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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By ともぱぱ 殿堂入りレビュアー トップ50レビュアー VINE™ メンバー
60〜70年代に新聞等様々な媒体で著者が発表し、多くが文庫本に分かれて収められているエッセー23篇を、安土桃山時代という切り口でまとめた本。信長・秀吉の二傑を語るよりは、同時代に生きた周辺の人々や社会・文化の成り立ちに多く頁を割く。

本書によれば信長・秀吉は商人型で徹底した合理主義者であり、家康は農民型・一族の支配を貫くために体制を硬直化させたということになる。相対的にはそうかもしれないが、家康も海外との交易に積極的だった。著者が関西人であることも影響している?

本能寺の変については、丹波・丹後平定戦の頃から光秀が受けていた重圧を指摘する。

本書が魅力的なのは、播州男児の性格を作った別所長治、堺がもたらした開明性とそれにあこがれた黒田官兵衛、無名だが、日本人の思考の特徴を発揮した高木法斎や吉岡妙麟尼(籠城戦を指揮した)等の時代の点景と言える人々に目を向けていることだ。信長に謀反した荒木村重が秀吉の御伽衆となったことも初めて知った。世評は悪くても、著者の近所の土地改良に着手した片桐且元の有能さも忘れていない。

きっと読者の心を捉える人に出会えるだろう。
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