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最も参考になったカスタマーレビュー
12 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
レヴェルの高い、読み応えのある短編集,
By 白ケチャップ (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 右か、左か―心に残る物語 日本文学秀作選 (文春文庫) (文庫)
タイトルどおり「人生のうえでの選択、右か、左か」を迫られる瞬間を切り取った日本人作家の短編が13収録されている。その定義にあてはまらないのでは? という印象の短編もあるが、おしなべてレヴェルの高い、読み応えのある短編ばかりであることは確か。 藤沢周平、山本周五郎、向田邦子などは「さすがに、うまいなぁ」と再確認させられた。 安部昭の『天使が見たもの』は、やるせない哀切が心に沁みる忘れられない一編となった。 まずは、満足のアンソロジー集。
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
美しい日本の言葉,
By 鞠 (岐阜県岐阜市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 右か、左か―心に残る物語 日本文学秀作選 (文春文庫) (文庫)
何といっても向田邦子の作品が秀逸でした。深いところにある人間心理をさらりと書く。脱帽です。もう一度、家にある「父の詫び状」を読み直してみようかなという気にさせられました。逆に、阿佐田哲也、坂口安吾は、麻雀、囲碁将棋の知識が全くないため、言っていることがよく理解できず、残念。それで、★4つとしました。 安部昭の作品は、まさかこういう顛末になるとは想像もしませんでした。切ない余韻がいつまでも残ります。 何はともあれ、全体を通して、美しい日本語の感触が得られ、穏やかな読後感です。沢木さんの選択基準はそこにはなかったかもしれませんけどね。
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