正直基本的な誤りが多い。日露戦争のにおける旅順攻防戦において時系列が間違っている。黄海海戦は第3軍の総攻撃の前である。また、第3軍批判も誤りが多い。司馬遼太郎の作品を真に受けているようだ。児玉大将が乃木司令官から一時的に指揮権を奪い、203高地を陥落させたというのも俗説である。奉天の戦いも児玉の作戦は成功したと言い難い。結局第3軍の必死の北上により、最終局面で逆転したというのが真相だ。軍事に関しては著者は素人である。司馬史観の亜流だろう。もう少し軍事に関しよく理解してから著述するべきだろう。
坂の上の雲に便乗するかのような著書はよろしくない。真実の歴史を知るべき。著者に反省を求める。