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史記〈1〉本紀 (ちくま学芸文庫)
 
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史記〈1〉本紀 (ちくま学芸文庫) [文庫]

司馬 遷 , 小竹 文夫 , 小竹 武夫
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,470 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

中国の古典中の古典ともいうべき『史記』の全訳。「本紀」は、黄帝から秦の始皇帝の全土統一を経て、漢の武帝時代にいたる、歴史における帝王の系譜。

登録情報

  • 文庫: 385ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (1995/04)
  • ISBN-10: 4480082018
  • ISBN-13: 978-4480082015
  • 発売日: 1995/04
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.4 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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31 人中、29人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 誰かが「史記と十八史略を読めば中国史は分かる!」と宣っていました。それが本当かどうか分かりませんが、小生も東洋史ファンを自認しながら史記をきちんと読んでいないことに思い当たり、この際一念発起して読み始めることにしました。
 さて、史記の邦訳にも様々なものがあるようですが、ちくま学芸文庫の本シリーズは、ほぼ完訳に近い内容であり、訳文も東亜同文書院系の小竹兄弟によるもので比較的読みやすいと言えると思います。
 本書は、歴代皇帝等の事績を紹介する「本紀」の部分です。五帝から漢の武帝に至るまで、大まかな政治史の流れを概括しています。いろいろな見せ場が登場しますが、やはり項羽と劉邦の楚漢相争の物語は中国史上の一大クライマックスと言え、「鴻門の会」のくだりなどは手に汗握る迫真の描写です。
 他方、致し方ないことながら、マイナーな地名・人名がやたらたくさん出てきますので、一気呵成に読み進む、というわけにはいかないようです。
 史記は言わずと知れた天下の名書であり、評価を下すのは畏れ多い限りですが、一般の歴史ファンが読んだ方が良いか否かという観点から、星を4つ付けることとします。
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形式:文庫
 本紀は、中国の開闢から漢の武帝まで。
 特に項羽が出てくるまで、難しい漢字の地名や人名だらけで、読者としては消耗します。始皇帝などはまさしく独裁者で、暗い部分が多いのでやっぱり消耗します。でも理屈は単純なので、難しくはないです。
 項羽と劉邦のくだりは確かにおもしろい。劉邦のように、人望のある人間はやっぱり勝ちを納めるものなのでしょう。(ただし、劉邦も後になって韓信を討ったりしてますが)。
 前漢は呂后の力で危なくなりますが、持ち直します。
 本紀の中で一番に尊敬できる人は文帝です。本当にいい人です。自分は常に質素でいつつ、民のことをおもんぱかって善政を貫きます。
 景帝の時代もよかったらしいけど、なぜか本紀ではあっさりとしか描かれておらず、景帝がどんな人だったかも分からないし、呉楚七国の乱に関してもほとんど何も分かりません。なぜこんな書き方をしたんだか。
 武帝。神仙に興味を持つこと甚だしかったらしく、どういう政治をしたかよりも仙人や占いに身を入れる有様ばっかり書いてあります。
 それにしても、中国は漢が終わっても南北朝隋唐とずっと続いていきます。その歴史の蓄積を思うと計り知れない量感を感じてなりません。
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