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史上最悪のインフルエンザ  忘れられたパンデミック
 
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史上最悪のインフルエンザ 忘れられたパンデミック [単行本]

A.W.クロスビー , 西村 秀一
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

少なく見積もっても2500万人以上の死者を出したといわれる、1918‐1919年のインフルエンザ(通称「スペインかぜ」)。本書は社会・政治・医学史にまたがるこの史上最大規模の疫禍の全貌を初めて明らかにした感染症学・疫病史研究の必読書であり、アメリカでは1976年から現在まで版を重ね続けている。この中で著者は、世界情勢と流行拡大の関連のようなマクロな事象から一兵卒の病床の様子まで、当時の記録を丹念に掘り起こす。特に大都市での流行(第六章、第七章に詳説)が「グランギニョール的カオス」に至る様は、読者のこの病への畏怖を新たにさせずにはいられない。しかしインフルエンザの真の恐ろしさは、罹患者数の莫大さによって実はけっして少なくない死者数が覆い隠され、「みんなが罹り誰も死なない」病として軽んじられることにあると著者は警告する。もしウイルスが例年以上に感染力や毒性の激烈なものへと悪性化したら?実際、インフルエンザのパンデミック(汎世界的大流行)は大震災に似て、人類の歴史上数十年の間隔を置いて繰り返しているという。来るべきパンデミックに備え、改めて史上最悪のインフルエンザの記憶をたどり、社会あるいは個人レベルの危機管理の問題点を洗い直すために本書は欠かせない。

内容(「MARC」データベースより)

2500万人以上の死者を出したといわれる、1918~19年のインフルエンザ・通称「スペインかぜ」。社会・政治・医学史にまたがるこの史上最大規模の疫禍の全貌を初めて明らかにする。

登録情報

  • 単行本: 475ページ
  • 出版社: みすず書房 (2004/1/17)
  • ISBN-10: 4622070812
  • ISBN-13: 978-4622070818
  • 発売日: 2004/1/17
  • 商品の寸法: 20.8 x 15.2 x 3.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 650,359位 (本のベストセラーを見る)
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形式:単行本
真っ赤な号外フリップがCNNのホームページに流れたのは1月23日であった。「やはりそうであったか。アメリカ人はかたずを呑んでタイの成り行きを見守っている。」アメリカには歴史を詳細に記録しのちの国民にしっかり伝える伝統がある。そんなアメリカでも例外があった。「アメリカの忘れ去られた疫病史ー1918年インフルエンザー」このトリ型インフルエンザで55万人の命が一瞬にして消えた。いや消えたのではなく全身紫色に変わりつつ肺にたまった自らの血で溺れ死んでいった。この時日本は大正7年。39万人が死んだ。5年後の関東大震災は10万人である。後者は伝えられ前者は歴史の中から消えた。 アメリカで忘れ去られようとていした「スペインかぜ」を現実世界に呼び戻したのがアルフレッド W クロスビーである。以来インフルエンザ史はこの本の引用無しには語れないことになる。それは丹念な取材による事実の積み上げと緻密な分析が築き上げた真実の歴史がそこにあるからだけではない。この悲劇の主人公である市民の恐怖、驚き、嘆き、悲しみ、絶望、そして戦いの葛藤や充実感、生き延びた安堵の心がここにはある。映像では伝わらない世界がこの本の中に広がる。 一読してわかることは「一人では決して生き延びられない災害」なのだということである。ウイルスは家族や地域社会を伝わって侵入してくるが、それらの支え無しでは生還できない事実を突きつけられる。医師や看護師は意識して精読し、ここに込められた戦い方を拾い上げ自らのイメージ作れ。ケアマネージャと市町村長は心を感じよ。メディアは報道の原点を知れ。20世紀の人類は3度、新型インフルエンザの襲来を受けた。あたかもコイヘルペスで死に絶えた湖があるように全滅した村が散在した。一方ほとんど無傷で生き延びた地域もあった。生存のための答えもこの中にある。  聖典の伝道者である西村氏に心から感謝する。今我々人類は再び1918の世界と向きあうからだ。
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10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カスタマー
形式:単行本
現在においても社会に大きな影響を及ぼすインフルエンザが、20世紀初頭の社会にどの様な影響を及ぼしたのか。また、当時のアメリカがどの様な国家だったのか。司馬遼太郎風にいえば、「アメリカのかたち」が見えてくる。何時かまた世界を襲うであろうインフルエンザへの対策を考える為だけでなく、近代アメリカ史としても十分な価値のある一冊だと思う。ウイルス学や医学に興味のない人にも有意義な一冊だろう。
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3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By iccinc
形式:単行本
本書の後半に紹介されている、サンフランシスコの「マスク着用強制」条例の効果はもっと参考にされるべきである。
「公共の場でマスク未着用者は検挙」で流行がくい止められたのだから安い物である。政府や自治体の担当者は是非参考にすべきである。徒に恐怖心を煽って、やたらと備蓄と騒ぐのは余り利口とは言えない。医療機関の対策は不要とは言わないが、サンフランシスコの例を良く参考にして総合対策を立てるべきである。

マスクで鼻腔を高温多湿に保てば風邪の早期治癒は可能(頸に使い捨てカイロならさらに強力)とのアイデアを呈示したら、UKの風邪研究センターの所長が「The idea is fine, but too simple to make money」との返事をくれた。 市場主義に汚染されているのが実態。
マスクで抑制されると薬屋は儲からないから嫌がるのだろう。
この本は色々と参考になる。
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