廣瀬さんは、食品容器メーカー社員として中国現地での地方政府、労働者等とのトラブル処理にあたった苦い体験、台湾での素敵な経験を比較紹介することを通じて、日本・中国・台湾の関係を考える視点を本書で提起されています。
私は刊行されて直ぐ入手し、一気に読んだ。読みやすい文章のせいもあり、さわやかな読後感が残った。
私自身、10年前にひょんなきっかけで台湾人と知り合いになったことから、台湾と日本の歴史に関する本を読み漁りはじめ、その結果、台湾にどっぷりとはまることになり、今では、私の父母と同年の何人かの日本語世代の大切な知人もでき、そうした方々から貴重なお話をお聞きする機会を得ることが出来ました。
そうしたことから、本書で紹介された内容には「うん、そうだ、そうだ!」と何度もうなずきながら読みました。
時には、私の体験と連動して、思わず涙が出てきるようなエピソードも紹介されています。
日本と台湾の年間往来は250万人にもいます。
100年の歴史をふまえて、今後の両国の友好の絆を強くするためにも一人でも多くの人に手をとってほしい本です。
台湾に観光に行かれて、気持ちの良い体験をされた方、ぜひこの本をお読みください。その原因・背景が解き明かされると思います。
もちろん、まだ、台湾に行かれたことがない方にもお勧めです。