私が勉強した日本史の教科書には、「強制連行」「植民地支配」とはっきり書かれています。何より、先生方にそのように教わりました。その証拠として示されたものは証言や写真で、それを否定するような証言やデータはなく、疑うことは”一度も”ありませんでした。「所詮人間は権力を正しく使いこなせない生き物なのだろう。今後は軍国主義に陥らないようにしなければ。」と思い、同時に「なんで私は日本人に生まれたてしまったのか・・・」と子供心に悲しみ、そして「自分は上の世代のような人間になんかならない」と思う事で日本人としての自分を守ろうとしていました。ですから、少しでもこれらを否定し修正するような意見を聞くと、「自分の人生を否定されたくないだけの卑怯なヤツ」と心の底から侮蔑していました。どちらがどの程度正しいのか”自分で”調べることも考えることもせず、当時の人々を一段高い所から見下ろし勝手に評価し判断していました。
私は、呉善花さん、鄭大均さん、金 完燮さんの著作を読み、今回この本を読んで、「やはり私は日本の教育と報道に騙されていたのではないか」と考えています。(嫌韓流も問題点の整理程度に参考にしています)結論を出すにはまだ早いかもしれませんが。
この著作は、60年以上前、当時日本の台湾で崇高な日本人としての精神を持ち、実際にそのように行動した日本人がたくさんいた事を教えてくれ、大変勇気を与えられました。
自分はこれから日本人としてどのように行動すべきか考えさせられました。
そして、事実に基づいた日本の歴史を理解した上で、もう一度先の戦争について検証・反省し、日本が今後他国を侵略することもされることも無く栄えるにはどうすべきか、再度日本全体で考え直す必要があることをこの著作は教えてくれました。日本の文化と精神への誇りを日本が取り戻したとき、最も正しいであろう行動がとれる国に進化できると確信させてくれます。