1982年に潮出版社から出た単行本の文庫化。もとの本は50刷以上も版を重ねたらしい。すごく売れた本だ。
著者は女優として第一線を退いたのちは、エッセイストとして活躍していることで知られる。
本書は、明太子、クジラ、ブロッコリー、バターなどの食材ごとに書かれている。各節では、まず関連する思い出/エッセイが語られ、つづいて俳句・名言、それからレシピという構成である。
思い出が面白い。幼少時に食べたお弁当とか、とても美味しそうだし、紹介されるシーンはどれも温かさに満ちている。
レシピは、簡単にできて美味しいというコンセプト。実際につくってみたくなるようなものばかりだ。