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可視化された帝国―近代日本の行幸啓
 
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可視化された帝国―近代日本の行幸啓 [単行本]

原 武史
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容紹介

■シリーズ《始まりの本》に移行して刊行中。

本書[増補版]は、
昭和初期に成立をみる「「国体」の視覚化」と、「想像の共同体」確立に至る「戦中期の〈時間支配〉」を補論に収める主著完全版。


*********** 新シリーズ《始まりの本》
『可視化された帝国[増補版]』
定価3,780円・ISBN 978-4-622-08344-3

内容(「BOOK」データベースより)

明治から昭和初期にかけて全国をまわり、人々の前に生身の身体をさらした三人の天皇・皇太子。その足どりを克明に追い、近代天皇制のかたちを鮮やかにとらえる。

登録情報

  • 単行本: 442ページ
  • 出版社: みすず書房 (2001/7/18)
  • ISBN-10: 4622033852
  • ISBN-13: 978-4622033851
  • 発売日: 2001/7/18
  • 商品の寸法: 19 x 13.6 x 3.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 550,722位 (本のベストセラーを見る)
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19 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
一君万民 2002/4/12
By カスタマー
形式:単行本
近代の天皇・皇太子の行啓幸が「国民」創生にいかに利用されたかを膨大なデータを駆使して解説している。

近代の日本における国民意識の形成に「天皇」という存在がこれほど深く関わったのかと驚いた。非常に興味深い内容であった。時に筆者の天皇制に対する嫌悪感が感じられるが全体的に叙述は客観的である。特に私のように「尊王派」を自認している人間は自分の思想をある程度相対化して考えるためにも本書を読むべきである。

それにしてもほとんどすべての行啓幸についてこれほど詳細なデータを収集した筆者の根気には感服する。数字や地名の羅列とならんで具体的な描写があるのもよい。

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形式:単行本
「近代天皇制はイデオロギーによる観念的な支配というよりはむしろ個別の天皇・皇太子の身体を前提とした大掛かりな仕掛け(度重なる国家儀礼と天皇との一体感を身体ごと体験する臣民たち)による「視覚的支配」と見るべきではないか」という仮説を明治から昭和初期にかけて全国各地を回り、人々の前に生身の身体をさらした三人の天皇・皇太子の足取りを詳細なデータとして提示する。冒頭でベネディクト・アンダーソンの「想像の共同体」論への疑問を示し、明治初期の巡幸に偏重した研究をしたタカシ・フジタニ・多木浩二・牧原憲夫を批判し、天皇・皇太子の視覚支配を五つの段階に区分し説明している。
とにかく、データが詳細でありすばらしい。

作者は元日経新聞の東京社会部の記者。昭和天皇の最晩!年、病を取材し近代天皇制への関心を抱く。今は大学教員

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