昭和30年代後半に大流行したカヴァー・ポップス。
(当時はカヴァー・ポップスと言う呼び方は無く、ローカル盤と呼ばれていた。)
12歳でデビューし、その愛らしさと音源のレア度も手伝い、
ファンの間でカルトな人気を誇る梅木マリ。
待望の単独音源集の登場だ!
2011年リリースの本作は、10年以上前に発売され、
すでに廃盤となっていた同タイトルの作品を紙ジャケ仕様で再発した物である。
(ジャケ写もよりキレイになったようだ。)
内容は梅木マリ名義でリリースされた音源の9割以上を網羅した好編集盤であり、 キュートなヴォーカルが思う存分堪能できる。
デビュー曲「可愛いグッド・ラック・チャーム」に始まり、名曲「モナ・ムール」、
チャールストンのリズムもウキウキさせる「ジョニー・ジンゴ」、
パティ・ペイジでお馴染みの「お嫁に行きたい」は、彼女ならではの魅力に溢れ、こちらの方が好きだ。
彼女のカヴァーする楽曲は大半がアップテンポなナンバーで1曲平均2分程度で終わってしまう。
その為、全23曲とゆうボリュームながら、あっという間に聴き終えてしまい、何度もリピートして聴くほどだ。
唯一残念なのは、マスターテープ紛失により、
「白ゆりの丘/夢の恋人」の2曲が未収録となっている。
私個人としては、盤起こしでも良いから何とか収録して、コンプリート音源集として欲しかった所 だが・・・・。
アルバムの最後は、当時ソノシートのみでリリースされた「トムとジェリー」で締めくくられており、何とも楽しい気分にさせてくれる。