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古本道場 (ポプラ文庫)
 
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古本道場 (ポプラ文庫) [文庫]

角田 光代 , 岡崎 武志
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

神保町、早稲田、荻窪、鎌倉…。人の集うところには古書店がある。古本道を極めた師匠・岡崎武志の指令を受け、弟子・角田光代は今日もせっせと古本を探す。本との付き合いがいとおしく思えてくる、新感覚の読書ガイド。文庫オリジナルの「特別編」も収録。

内容(「MARC」データベースより)

古本道の師匠がくりだす、6つの指令。無事、古本道をきわめられるのか? 新直木賞作家による古本入門。ポプラ社のウェブマガジン『ポプラビーチ』連載に加筆訂正し、書き下ろしを加えて単行本化。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 279ページ
  • 出版社: ポプラ社 (2008/06)
  • ISBN-10: 4591103498
  • ISBN-13: 978-4591103494
  • 発売日: 2008/06
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.8 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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18 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
岡崎武志さんが出す御題目に則り、角田光代さんが実際に様々な土地の古本屋を巡り、
古本を購入しつつ、古本道を究めるというのがこの本の表のテーマです。
しかし実は「古本屋」が土地柄や記憶といった、大切なものを我々に伝える媒介者でもあるのだ
ということに気づかせてくれる、そんな裏のテーマもしっかりと流れています。
また、古本道を究めていく中での、角田さんの「本」へのまなざしを通して、
「縦横無尽に広がる知識の糸」を純粋に「知識の糸」として求め味わう「贅沢さ」にも気づかせてくれる、
まさに「道場」たるに相応しい本であると思います。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By yukkiebeer #1殿堂 トップ50レビュアー
形式:文庫
 後に直木賞作家となる角田光代が、フリーライターで古書の世界に詳しい岡崎武志の指令に従って、都内の古書店を経巡るという企画をまとめた一冊です。
 角田光代はこの企画以前にはさほど古書店に慣れ親しんだ形跡がなく、書かれていることはルポルタージュというよりは気楽な古書店エッセイといったレベル。都内の古書店に関する奥深い業界裏話は登場しません。
 古書店めぐりに慣れた読者には少々歯ごたえがないかもしれません。

 それでも私はある程度楽しめました。
 ひとつには、早稲田の古書店街を歩く角田の案内役に向井透史が付き添っていたこと。
 早稲田古書店街に生まれ育ち、「古書現世」の跡取りである向井透史は「早稲田古本屋日録」という名エッセイを物している人物。その彼と共に古書店街を歩く贅沢を味わえた角田は果報者です。しかし「早稲田古本屋日録」はこの「古本道場」の単行本が出た翌年に出版されたので、角田はまだ向井の練達の文章に触れておらず、自らの幸せを知ることはなかったようです。

 渋谷の古書センターはこの二十年来私が頻繁に足を運ぶ古書店ですが、その二階に「フライング・ブックス」なる別の古書店があるということを本書で初めて知りました。早速出かけてみましたが、本書の記述通り、ビート族などの米国文学やスピリチュアリズム、サブカルチャーなど、私の関心が向いている領域の古書が並んでいました。
 昭和42年刊行の「アメリカのベストセラー (1967年)」(武田勝彦/研究社出版)を500円で買って帰りました。

 最後に私が強い共感を覚えた言葉を引き写しておきます。
 「今も無知だが、十八歳の私は本当の本当に無知だった。知らないことだらけだった。」(93頁)
 「古本屋が媒介となって、縦横無尽に広がる知識の糸は、純粋に知識の糸なのだ。私は単純に知りたいし、読みたい。そのことの、なんと贅沢よと思う。」(226頁)
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By hamachobi トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
新たに創刊されたポプラ文庫の最初の1冊。

作家の角田光代が古本の専門家?である岡崎武志の指令に従い、神保町や早稲田の古本屋を回る話。

特に面白かったのは、わせだの古本屋街。自分も角田氏と全く同じ時期に早稲田に通っていたので(学部は違うが)、あの界隈を歩いていた。自分の古本屋遍歴は、4むしろ高校時代に通った神保町(特に今は亡き 東京泰文社でペーパーバックを買いまくっていた)が始まりだが、早稲田の古本屋も良く通った。もしかして角田氏とすれ違っていたかもしれない。

そのほか西荻や鎌倉の古本屋の話も興味深い。自分も必ず、どの街に行っても古本屋を探すのだが、最近はBOOKOFFとかが多くて、このように個性的な書店はなかなか見つけられない。と思っていたら、そうではないようだ。勉強不足だな。

この本には取り上げられていないが、最近の谷中、根津も言い本屋が多い。
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