関西出身のお二人だけに、テンポがよくぐいぐい引き込まれる対談本。
しかし網羅された本は、本好きがこよなく愛する作家ばかりで、渋めのラインナップ。
根っからの本好きから、本の世界に入門したばかりの若者まで、満足できる内容だと思います。
書影もたっぷり収録されているので、古本屋めぐりのお供に最適なブックガイドにもなっています。
新・日本文学全集を立ち上げる、は特に面白い企画です。
岡崎・山本両氏が架空企画とは思えないほど熱を込めて、作家と編者を選んでいきます。
その組み合わせの妙は、本好きならば必ず楽しめると思います。
その結果は...こんな全集があったらいいのに!という素晴らしいラインナップに。
実際にダミーを制作して、さも本物のように美しい写真におさめてしまう、という遊び心も見事!