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古手屋喜十 為事覚え
 
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古手屋喜十 為事覚え [単行本]

宇江佐 真理
5つ星のうち 2.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

浅草は田原町の喜十の店に、今日も北町奉行所隠密廻り同心の上遠野平蔵がやってきた。べっとりと血の痕がついた黄八丈を指し、事情を知らぬかと問うてくる。汗をかきかき聞き込みを重ねる喜十の前に、水茶屋から身を落とした娘の影がちらついて…。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

宇江佐 真理
1949(昭和24)年、北海道函館市生まれ。函館大谷女子短期大学卒業。’95(平成7)年「幻の声」でオール讀物新人賞受賞。2000年『深川恋物語』で吉川英治文学新人賞、’01年に『余寒の雪』で中山義秀文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 253ページ
  • 出版社: 新潮社 (2011/09)
  • ISBN-10: 4104422053
  • ISBN-13: 978-4104422050
  • 発売日: 2011/09
  • 商品の寸法: 19.8 x 13.9 x 2.5 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 2.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 367,124位 (本のベストセラーを見る)
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私が作家買いする方のうちの一人なのですが、なんだか読んでいて全然引き込まれずに終わりました。 主役夫婦以外の登場人物がほとんど自分勝手で、いけすかない人ばかりだったり、やたらと悪態をつく場面が多かったりでイライラさせられるせいでしょうか。 短気で口が悪いのは江戸っ子の売りとは言っても、この場面でこのセリフ(または展開)?という感じのかみあわなさがあちこちにありました。個人的にはもっと粋で鯔背なやり取りを期待していたので。 設定的にも喜十(主役の古着屋の主)と係わる、隠密廻り同心が登場しますが、着物を中心にするだけのために(変装で着物を替える)隠密廻りにしたんじゃない?…と。 ただ、短編形式のそれぞれの話の軸になるネタは面白かったとは思うので、残念です。 新シリーズ、と銘打っていましたが、もし刊行されても単行本では買わないと思います。
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3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By たな
『泣きの銀次参之章』を読んで「えええ〜…」とがっかりし、気を取り直してこの作品を読んだ。
・・・気を取り直すどころじゃなかった。どよ〜んが続いてしまった。

主人公の喜十が中年に設定されているが、心の動きがえらく年寄りくさい。若者を見てはその若さに「美しい」と見とれている。その気持ちはわからなくはないが、まるで隠居した老人が若者を見るときのような雰囲気で、中年の働き盛りならもう少し活気があってしかるべきじゃないのか・・・と思う。
また、こういうお話につきものの町奉行所の同心が毎回登場するが、これが魅力皆無。気風のよさもなく、男気もなく、頭脳の冴えを見せるでもなく、人間小っちゃいなと思わせるケチくささ。
他の登場人物も性格の悪い描写が多く、魅力的ではない。その中では、一場面だけちらっと出た材木屋の兄弟と、同心の義弟とがさわやかな印象だったが、ほんのチョイ役だし。

各話については、後味の悪さはさほどなかった。が、爽快!とか、ジ〜ンときてほろり、とか、生きることの深さ重さとか、そんなものを感じさせてくれるほどでもなかった。
くすんだ話。だが、いぶし銀のような渋い魅力があるわけでもなく・・・
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