宮城谷氏が、三河松平氏の城址を初めとした史跡を駆け巡ります。その勢力的な活動は、歴史小説と紀行文をミックスしたような見事な文章を作り上げています。
この本を読んで先ず驚いたのは、この扱われている土地は私の地元でもあります。でも、ここに取り上げられている史跡を殆ど知りませんでした。そもそもこれほどの史跡があるなどとは、思っても見ませんでした。
徳川家康の出身地が岡崎であるということは、当然知っていましたが、岡崎は宗家であって、三河の至るところに○○松平があり、それぞれ城を構えていたなどということは思ってもいませんでした。
もう一つ驚いたことは、それぞれの姓にはバックにあった郷があるということです。それが、戦国時代以降の混乱の中で移動があったり、徳川の時代に移封されたりして、様々な地に分散したのだということを知りました。
もっと地元を知らなければという思いを強くし、ここに書かれた地に足を運んでみたいなと思いました。
同時に、姓の面白さも知り、もっと調べて見たくなりました。