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古代朝鮮 (講談社学術文庫)
 
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古代朝鮮 (講談社学術文庫) [文庫]

井上 秀雄
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

古朝鮮、三国時代、そして統一新羅へ
激動の朝鮮半島を生きた人々の歴史
檀君神話、広開土王陵碑、任那日本府、白村江の戦いと唐との戦争。中国・日本との軋轢と協調を背景に統一への歩を進めた古代の朝鮮。旧石器時代から統一新羅の滅亡までの朝鮮半島の政治・社会・文化はどのようなものだったのか。『三国史記』『三国遺事』をはじめとする文献類の精査によって、その実像を鮮やかに復元した古代朝鮮史研究の傑作。
“日本”の視点からのみ“朝鮮”を見る姿勢は誤っている。朝鮮文化は日本文化を説明するためにのみ利用されてはならない。その独立した歴史展開、さらに、古代の東アジア全体の国際関係の中への位置づけ、それをぬきにして朝鮮古代史への正しいアプローチはないと思う。そして、そうした観点からする歴史的探索・実証の上に、新たなる日本史、新たなるアジア史、さらに新たなる世界史像の形成がなされていくにちがいない。<本書「原本あとがき」より>

内容(「BOOK」データベースより)

檀君神話、広開土王陵碑、任那日本府、白村江の戦いと唐との戦争―。中国・日本との軋轢と協調を背景に統一への歩を進めた古代の朝鮮。旧石器時代から統一新羅の滅亡までの朝鮮半島の政治・社会・文化とはどのようなものだったのか。『三国史記』『三国遺事』をはじめとする文献類の精査によって、その実像を鮮やかに復元した古代朝鮮史研究の傑作。

登録情報

  • 文庫: 312ページ
  • 出版社: 講談社 (2004/10/9)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4061596780
  • ISBN-13: 978-4061596788
  • 発売日: 2004/10/9
  • 商品の寸法: 14.4 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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39 人中、34人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ishilinguist トップ500レビュアー
形式:文庫
 井上先生の名著が文庫としておさめられた。
 戦後研究の衰えた朝鮮半島研究を憂い、真摯にその研究の意義、重要性を説く姿勢が印象的である。しかし、広開土王碑文や大和朝廷の朝鮮半島進出を巡る学説などは、その後の展開からすると検討の必要があると思われる。これらの点は今の目から見るとやや奇異、あるいは時代遅れに映るかかもしれない。
 しかしその基本的な研究への姿勢や功績は今日でも十分に意義がある。
このレビューは参考になりましたか?
19 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
古代朝鮮〜原始社会から統一新羅までを扱っています。
初版の1972年は、高松塚古墳の壁画が発見され、一躍古墳時代に白羽の矢がたった時期でした。
本書は、馬韓、弁韓、辰韓と併記して朝鮮南部に倭を置いている図を数点掲載しています。
これによれば、朝鮮半島には倭人と韓人が併存にしていたと視覚的に連想させます。
倭とは、もっと広い概念だったようだと記述されています。
倭を深く考えたい方であれば、本書通読しておく意味合いは大きいと思います。
専攻研究として把握されるなら熟読しておく必要があるのは言うまでもありません。
このレビューは参考になりましたか?
形式:文庫|Amazonが確認した購入
倭族が半島南部に存在したことは鳥越健三郎著「古代朝鮮と倭族」でも述べているが、同様に後漢書東夷伝韓条を引用して述べている。
倭族が雲南、長江、山東経由で朝鮮半島中南部へ移動したもので、時期も春秋時代と云われている。
また一概に倭族と云っても、長江下流、山東半島、内蒙古、朝鮮半島中南部と点在しており、従来の列島のみの倭族論は再考の余地有り。
朝鮮自体も北方諸族を含めた多民族地域であり、檀君神話の単一民族ではなく古代より中国河北や遼東以北の影響が大きい。
記紀と三国史記の食い違いも詳細に追求しており、記紀の紀年変造も解析されており記紀の真実再現にも役立つであろう。
近国でありながら朝鮮古代史に疎いむきを覚醒する名著と思われる。
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