有名所を題材にした第一巻に比べて、ネタが少々マイナー寄りになっている感はありますが。
頭ごなしのオカルト否定ではなく、冷静に否定根拠を示してオカルト側の主張を淡々と否定
すると同時に、肯定の可能性も常に模索するスタンスは崩れていません。
本書の序盤に記された、レイライン論争の顛末とオカルト的なレイラインとは違う別の意味
でのラインの存在を示す部分は、本書のスタンスを示す代表的な箇所かもしれません。
また、女戦士で有名なアマゾン族の実在の検証と、そのかなり意外なルーツを提示する一連
の話も実に興味深いものでした。
オカルト的な扱いを受けやすい考古学の題材を、オカルトネタをとっかかりにして理解を深め
て行くには実に良い本だと思います。
勿論、本書が全て事実という訳では無く、結論部を推測や仮定で終わらせている部分もかな
りありますので、その辺りをどう判断するかは読み手次第という事になるのでしょう。