ガチガチの超古代文明ビリーバー以外なら楽しめる、超上質の最新の古代文明研究紹介本。超古代文明モノが「本当に」好きな人には特にお勧めできる名著である。(宇宙考古学を頭から信奉している人は、例外なくオーパーツなどについて不勉強であるから、本当の超古代文明好きとは評価しない)
たわごとの切り捨て方は懐疑論者級である一方、異端学説への敬意と愛情はカールセーガン以上!そんな考古学への愛は最高にステキ。邦訳は3巻まであるが、いずれも考古学業界の新情報満載で、わくわくわくわくわくしながら読ませるのだからたまらない。なんというロマンに満ちた世界であろうか。デニケンやハンコックの陳腐さが7.85倍(当社比)は強調されてしまう本物の味わいがある。保守性がやや強い考古学において、黒は捨てるが灰色は白くするよう努力してみる、といった実に楽しいスタンスである。与太話ではない真の科学的な異端学説がどれほどワクワクするものか!とにかく素晴らしい。